湯の泉 東名厚木健康センター
温浴施設 - 神奈川県 厚木市
温浴施設 - 神奈川県 厚木市
今年の暮れ、人生の大転換期(彼女出来た)を果たした今年の締めとなる1日が幕明ける朝、目覚めた瞬間にまたしても脳内が呼応したのです。
「大晦日にまさかサウナ行かずに紅白見てそのまま元旦の気持ちでいないよね?至高の熱量、外気浴は外見たいよね。草津の湯も要るなぁ〜あ、ついでに薬湯も入ろうよ〜」とそんな贅沢なスポットが全国のどこにあるのか…って思ったらびっくり、あったよね!
と言うわけで向かったのは厚木でした。
草加と悩みましたが、赤信号(草加健康センターHPの混雑サイン)の予感がしたので厚木にしました。
颯爽と飛び込んで浴室を見渡したらなんと言う事でしょう、草津の特有の硫黄臭が立ち込めているのです!
胸が高まるどころか既に心の汗を発散させてる私はとりあえず電気風呂やバイブラや炭酸泉にのほほんと浸かった後2トップと勝手に思い込んでる草津と薬湯に浸かったのです。
草津の湯が草津感満載でもう神奈川や埼玉にまで草津町が乱立してるような錯覚に陥りました。
脳内で湯畑をイメージするのは実に容易い事でした。
薬湯も素晴らしいものでした。ピリピリする感覚、肌がいい感じで紅潮してまるで恋する乙女、サウナに入る前に既に健康センターに恋をした私は遂にサウナに挑む覚悟を決めたのです。
ひな祭りなのかって位の階段に数多くのサウナーが汗を流すその静寂の場に私の魂の故郷はここなのだと感じました。初めて来た場所なのにびっくりするほどの速さで気持ちが馴染んだのです。
とにかくサウナ室内の熱量が高く、これだけの人がいて100度に迫る室内は良い意味で地獄だと思いました。好きな地獄です。
10分くらい汗流してささっと汗流して水風呂に使った瞬間にととったんじゃないかと思うほど素晴らしき白日な感覚に追われたのです。まっさらに生まれ変わった私は外で椅子にもたれた瞬間、井の中の蛙だった事、そして空の青さを知ったのです。
2020年、大晦日、あまりにも突然すぎるととのいに空の青の青さに心細くなった私は3回サウナ水風呂外気浴を繰り返したのです。
3回目はサウナ時計1周したけどサウナハイに入ってたからか、目が達観してました。
最後に薬湯に浸かってる時「千尋に出てくる八百万の神もそりゃ薬湯入りに行くわな、反則だわ」って呟きそうになりそうでした。
今年は友達が100人増えて99人減って1人が恋人になった奇跡の1年でしたが、締めにふさわしいこの健康センターでの不思議な経験でした。
男
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