第二喜多乃湯
銭湯 - 東京都 東久留米市
銭湯 - 東京都 東久留米市
色鮮やかな若者に囲まれ秋風に酔う
頭のてっぺんから足の先までオシャレに決めている若者が怖い。小心者なのでなるべく目を合わせずに浴室をウロチョロしていると向こうから挨拶される。よく見ると何度も会ってるヤンk…若者で、その見た目と裏腹に礼儀正しい一面と妙な可愛げさがある。やはり人の魅力は多面性だと思いながら外気浴をしていると、いつのまにか彼らに囲まれていた。こうなると無言の時間も中々辛く、彼らの楽しい時間を邪魔しているようで何だか情けなくなって浴室に移動するのだが、心情を読まれていたのかゆっくりなテンポで話題を振られる。ヤンk…と呼んでごめんと心の中で謝罪をする。実に美味そうにタバコを吸う彼らはキラキラと光っている様に見える。同年代の常連とはしばらく会っていない、人伝に近況を知るが人生を生きるペースが徐々にズレていく感覚に陥る。「孤独とは前提である」という故谷川俊太郎先生の言葉もあるが、人類が補完でもされない限り、寂しさを紛らわすことが人生の歩みそのものなのだろう。
3人分の口煙が渦を巻き闇夜に消えていくのを少し羨ましく眺める。高くなった夜空が冬の到来を教えてくれる。こんなに気持ちの良い外気浴もそう無いと思う。
サウナの後は常連さんと吉野家へ。糖と脂とタンパク質の組み合わせが肉い…じゃなくてニクイですね。
ご馳走様でした、お蕎麦の注文も出来たし髭も剃れたし良い1日でした。
ありがとうございます!市中にて千円でお腹いっぱいになるコスパ最強の方法ですよね。2杯あることで紅生姜の調整も容易ですし、汁だくにすることで食感にメリハリをつけて最後まで美味しく食べられます。なお店員さんと常連さんはちょっと引いてました😅ナゼダロウ…
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