ジムでよく分からない重いものをヒーヒー言いながら持ち上げていると銭湯に行く余裕が無くなる。分割法だが全身法だが体を鍛えるタイミングには種類があるそうだが、高血圧症を抱える私には毎日の有酸素運動が有効だそうだ。そのため雨の日も風の日もジムに通い汗を流す。難しく考えるから足が止まるのだ、デブは前に進むしかないのである。なぜなら動かなくなると死んじゃうから。なんて哀れで悲しい生き物なのだろう、私のことながら書いていて涙が出てきた。
だがしかし、やはりジムの小さなシャワーでは満足できず熱い湯船に足を伸ばしたい夜も当然あるわけで、今夜はスポーツセンターで汗を流した後に第二喜多乃湯にやってきた。
シャワーのいかにぬるいことか!アツアツの湯船に身体を滑り込ませると、高温の湯が膝裏を叩く。フゥ…フゥ…!と息を荒げると何人かの常連さんがこちらをチラチラと気にしていた。多分倒れるんじゃないかと心配しているのだろう。
以前私が倒れたら湯から引き上げて下さいね、と話すと「一度湯船に沈めた方が勢いがつくんじゃないかな?」と斜め上の解法を提案した常連さんが居たが、多分あの人なりの介錯なのだろう。
冗談半分でどうせ死ぬなら銭湯で、と説明したのを少し後悔した記憶がある。
沈められてたまるかとサウナに行く。相変わらず謎に湿度があるサウナだ。湯船で暖まった体はようやく汗腺を解放して水冷システムを存分に発動させる。テレビでは大の里関の快進撃を特集していた。3桁を越え続けられるのは才能だという言葉の意味がよく分かる。あの体重で飛んだ跳ねられるのは間違いなく人間業ではない。ただじっとしているだけなのに、力士より血圧が高そうな私は早々とサウナを出て水風呂は向かった。
並々と満たされている水風呂はオーバーフローにより表面張力が決壊していた。個人的には水風呂の手桶より立ちシャワーの水の方が好きだ。まずは頭皮の毛穴を閉じることで体内の熱循環を確実なものにするためだ。この状態で水風呂に入ると呼気の温度が体表面よりも高く感じる。まるで巨大なエンジンを搭載したロボットのようになった気分だ。口をつぐむと熱は頭皮から逃げようとするが意識も失いかけるので注意が必要だ。
今夜は外気浴には最高の天気だ。皆煙草を楽しんでいるが、なぜ酒も煙草も嗜まない私より彼らの方が健康体なのか不思議でならない。
やはり米か…米なのか…と今日の食事をあすけんに登録する。道は長いがどうにかやるしかないのだろう。
男
-
100℃
-
18.5℃
久しぶりの訪問。何回かチャレンジしたが満車で入れなかった。今日は奇跡的に縦列駐車が可能に。いいのか悪いのか分からんけど停められた。
外観は昔ながらのザ・銭湯。そして中も昔ながらのザ・銭湯。サウナ込みで550円。東京でこれは凄い。
脱衣所も浴場もすごいレトロ。浴槽は大きいのが一つだけ。分かれていない。ジャグジーに電気風呂、尖った三角形が2つある寝湯。しかもお湯がなかなかに熱い。さすが老舗銭湯。
そしてサウナ。いやあ熱い。昭和ストロングスタイルで100℃超え。なんと敷タオルなし。サウナマット持っていて良かった。座っている木もなんだかボロボロで割れそう。さすが550円。でも上段は相当アチい。
そしてここの売りはなんといっても水風呂。流石は名水東久留米。素晴らしい水質、そして冷たい。ドバドバと注がれるうえにバイブラあり。めちゃ狭くて2人しか
入れず足も伸ばせないけど、それでもこれは気持ちいい。
外気浴、脱衣所の外に一応あるけれど、基本喫煙所。1セット目はいれたけど、2セット目に喫煙あったので、以降は浴室にて休憩。まあ、喫煙所が主なので仕方ない。
しかしアチアチストロングサウナとキンキン水風呂であまみ出まくり。これで550円はすごい。古き良き銭湯。モンモンの方々もいっぱい。このタバコの香りと石鹸の香りが入り混じる独特の香り。小さい頃行った昭和の銭湯を思い出した。もはや昭和遺産の銭湯である。
健康診断でレッドカードを叩きつけられてから1週間が経った。炭水化物の摂取量を一気に減らしたところ何をやってもやる気が出ず、一度もサウナに行けなかった。ジムに通い始めてからやっと栄養バランスを見直して、体調も徐々に良くなってきたので久しぶりの第二喜多乃湯に訪れた。
#サウナ
一部界隈で水質の良さが浸透し始めた第二喜多乃湯だが、私は改めてサウナ室の素晴らしさを主張したい。床から天井の高さまであるストーブはグオングオンと常に唸っているが、ドアが開閉するたびに入ってくる水風呂の冷気が室内を絶妙な温度に保つ、だが油断をしているとその冷気が湿度となって猛烈な熱感として襲ってくる。今日は利用客が少なかったので上段は過剰だ、下段で野球中継を眺めている間に汗が滝のように流れていることに気付く。サウナから出ればそこには桃源郷、もとい水風呂が待ち構えている。蛇口からは井戸水がドバドバ流れていて、まるで渓谷を流れる清流のようだ。
#水風呂
良い水風呂からは良い香りがする。汗を流したら一気に頭頂部まで沈むと尻が底にトンっと触れる。来たる外気浴でトランスを楽しむためにも頭皮の毛穴まで引き締めたいので、潜水可な水風呂は最高だ。出る前にしっかり蛇口から水分補給をする。腹がパンパンになるまで飲んでも足りないくらいだ、何故なら外気浴の後に激アツの湯船が待っているからである。
#外気浴
タバコの煙が苦手でなければ喫煙スペースで外気浴が楽しめる。今夜は気温・湿度・風の冷たさ、どれも完璧なコンディションだ。私より先にサウナに入り後に出てきた常連さんが目の前に座った。機関車のような湯気が全身から立ち昇り夜空へ消えていくのが何だかおかしくてボーッと眺めていた。
#湯船
体が冷えたら浴室に戻るのだが、そこには二つの選択肢がある。サウナに戻るのがセオリーだと思うが、敢えて湯船に一度入ってみる。今日は変わり湯ではないので概ね44℃前後だろう。フリーズドライの卵スープのように冷えた体がほぐれていく。筋肉痛の腰部を電気風呂で刺激するとまた心地良い。ジムのシャワーは楽で良いがやはり日本人は湯船が一番かもしれない。
- 2018.12.02 11:38 週末サウナー
- 2018.12.02 12:44 週末サウナー
- 2019.02.14 19:39 ひろぽん@サウナ愛好家🐸
- 2019.06.18 22:18 ともちん
- 2019.06.19 05:44 ともちん
- 2019.09.05 14:02 アニー
- 2019.10.17 00:51 masarutti
- 2019.10.27 22:32 ミケマロ
- 2020.03.05 23:07 ダンシャウナー
- 2020.09.23 21:43 ミッキー山下
- 2020.09.27 20:43 kimo
- 2020.12.31 18:10 宇田蒸気
- 2021.04.27 15:22 た〜く
- 2021.06.01 23:12 あみゅ
- 2021.08.25 18:44 ぶっころりー
- 2021.09.18 09:49 ぶっころりー
- 2021.09.18 09:51 ぶっころりー
- 2022.04.06 23:30 ぶっころりー
- 2022.05.11 19:05 ごろう山鳥
- 2022.08.30 10:47 ぶっころりー
- 2022.10.20 23:32 ぶっころりー
- 2022.10.20 23:33 ぶっころりー
- 2023.11.10 23:36 ぶっころりー
- 2024.02.13 16:55 ぶっころりー
- 2024.03.10 15:32 ぶっころりー
- 2024.03.18 11:56 ぶっころりー
- 2024.03.31 01:01 ぶっころりー
- 2024.12.02 23:06 kura
- 2024.12.02 23:11 kura