東京ドーム天然温泉 Spa LaQua(スパ ラクーア)
温浴施設 - 東京都 文京区
温浴施設 - 東京都 文京区
ただいま、22℃バイブラ
ラクーアは私にサウナの素晴らしさを教えてくれた恩師。
そして「ととのい」を知った場所だ。
なのに2年半も来ていなかった。
オールドログが怒って150℃になってたらどうしよう…
とか思ったけど、そんなことは無かった。
ラクーア先生は優しいのだ。
2年半来てなかったけど。
ここの水風呂はカタツムリのような形の中に2種類ある。
螺旋階段の先にあるのが17℃、
そして下に22℃のバイブラ。
初心者だった頃は22℃の方ですら1分たりとも入れなかった。
アウフグース後に続々と17℃へ吸い込まれていく猛者たちを、この人たちは頭おかしいんじゃないかという目で見ていた。
それがいつの間にか17℃に入れるようになっていた。
それどころか更に低い水温や肌触りの良い天然水を求めるようになってきた。
サウナー2,3年目のイキった頃は、ラクーアの22℃なんぞビギナーのひよっこ向けだと思っていた。
だが、今ならこの22℃の存在意義が分かる。
深めの17℃(今日は15℃)を少し早めに切り上げて22℃に移動すると、
優しい温度とブクブクの泡が非常に心地良いのだ。
2つの水風呂の絶妙な温度差と後半のバイブラが織りなすハーモニー、どちらかの温度が低すぎたり高すぎたりしたらこうは行かないだろう。
思えばラクーア塾を卒業してからも、サウナのことを色々覚えてきた。
ストーブや石の違いが判るようになった。
”ととのう”ことにも固執しなくなった。
近年のサウナブームの功罪を目の当たりにしてきた。
行きたかったフィンランドには行けなくなってしまった。
でも、日本には素晴らしいサウナがたくさんあることを知った。
そんな中、久しぶりにラクーア先生の元へと戻ってきたのだ。
あの頃とは違ってサウナハットを被って、でも疲弊した身体は変わらないままで…。
4種のサウナから気ままに選んで蒸される。
やがて疲れが癒えた私は生まれ変わるーーー
"色んなことがあったなぁ…"
22℃バイブラの水風呂にじっくり浸かり、フルフラットで寝転びながら振り返っていたら、
懐かしの浮遊感が私を包んできた。
気付けば今日も浴室だけで3時間オーバー
やっぱりラクーアが1番好きな施設。
これからも時々帰ってくるね。
男
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