たぬきの里
銭湯 - 北海道 帯広市
銭湯 - 北海道 帯広市
ここは2回目だ。パルスマッサージバスと普通の湯壺がある。露天風呂はない。もちろん全てモール温泉で、塩素の臭いは一切ない。温度はどちらも41度。パルスマッサージバスは、押す→揉む→叩く→ソフトが3分間隔で循環している。水風呂は広く、温度はそれほど冷たくない。ボディシャワーが2箇所ある。
サウナはドライサウナ、2段約8名が座れる。真ん中にTVがあり、室内は明るい。砂時計や12分計はない。場所によって蒸し上がる時間が異なる。6分~12分を4セット完遂。
整い椅子は、内風呂に肘掛けの普通の白いのが1脚。脱衣場にパイプ椅子が8脚、ベンチが2台、給水器もある。
ほとんどが常連客で、9割くらいの人々が挨拶を交わしている。サ室も常連客で溢れかえり、場末のスナックのようでさえあった。場違い感は否めない。和彫りの人もちらほら。
奇妙な出来事に遭遇した。脱衣場の洗面所の蛇口が全開で、勢いよく水が出ていた。誰もいない。それに気付いた僕は蛇口を閉めた。当然の行動だ。
その後、セット間の休憩のため脱衣場へ行くと、洗面所の蛇口からまた勢いよく水が流れている。今度は人がいる。サ室で会話を繰り広げていた陽キャな好好爺だ。蛇口を閉める様子はない。僕は蛇口を閉めてから、パイプ椅子に腰を降ろした。
しばらくするとジャーッと音がした。好好爺が蛇口を開けたのだ。そして、その場から立ち去った。意味がわからなかった。僕は立ち上がり、また蛇口を閉めた。トムとジェリーのようだ。
その後、常連客が脱衣場に入ってくるも、誰も蛇口を開ける様子はない。先程のは何だったのだ。一瞬、常連客に訳を尋ねようかとも思ったが、陰キャの僕にその勇気があるはずもなかった。
男
なるほど!そういう理由でしたか!ありがとうございます。謎が解けました。
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