駒の湯
銭湯 - 東京都 世田谷区
銭湯 - 東京都 世田谷区
木曜21時入店。またも痺れる現場…でも朝からウキウキ乗り切る。何故かといえば珍しく前夜に家の人から「明日はスタミナ道場から駒」との提案があったから。モチベーション夜まで維持し三茶へ辿り着く。
750円払い大小タオルとサフック入ったビニバ受け取る。男湯サウナは家の人含め2名待ちと。人気やね。女湯は珍しく空き気味。ほぼ同時にサバッグ片手に女湯のれんをくぐったのは以前ヤンジャンを読んでいた方のような。あとはサ室先客おひとり、カラン浴槽合わせても5名程度。のんびり支度しサ室へ。
L時2段定員5名。先客様とお二人だったので上段角席で足伸ばしだらりん。BGMはハードコア演歌。80度だが絶妙湿度でいい汗。9分×5回。今日はまんが読む人いなくて落ち着く。壁に私語厳禁の強めな張り紙。日本中の銭湯でまだ一件もクラスターが出ていないのだからみなさん自覚を持って利用してね!とも。マスク着用あるいは口元タオル遵守率100%。途中からヌシ降臨。前回浴槽の縁に陣取りおしゃべりに興じる子雀たちを「あと1回待ってまだいたら注意するわ」とおっしゃっていた方だ。金髪ショート、鎖骨に輝くダイヤのネックレス、大きな瞳。夜明けのバーのママみたいなハスキーボイスなのでハスキー先輩とお呼びする。途中ドアがガタガタと鳴る。フックをうまく使いこなせないお嬢さんがまごまご。はいよとドア開けてあげたら間髪入れず「上向きに引っ掛けるのよ」とハスキー先輩。そうねフォローだけでなく指導も大事と知る。
水風呂17度。途中浴槽にタオル浸して冷やし絞るサウナー女子がいて三度見。「何してんの⁉︎」「マジかよ」「ダメ、ゼッタイ」と視線と表情で伝える。その後は見かけなかったので水浸しがルール違反だと理解したのか。なら、いい。
最後にこの日のBGM中条きよし「うそ」。藤田まことさん時代の必殺仕事人風車の勇次。サビ歌詞の字余りぶりに溢れ出る問い詰め。作詞は山口洋子さん。元銀座のスナックのやり手ママだったようだが、決して華やかとはいえない(すみません)容姿でありながら毅然としつつあしらいスキルがすごい方だと子供心に思った記憶。まだ小学生にさえなってない頃の記憶。
桂銀淑「すずめの涙」。歌詞に連発される「あばよ」という別れの言葉。当時の女性はこんな言葉で男性に三行半を突きつけていたのか。声質といいビジュアルといい、ハスキー先輩に歌って欲しい。
ほか北島三郎「祭」など。特濃セットリストを反芻しながら、昨夜は珍しくぐっすり眠れました。
女
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