健康ランド末広湯
銭湯 - 東京都 豊島区
銭湯 - 東京都 豊島区
新大久保で食い倒れ、池袋モンパルナスへ。過日の記録にて恐れ入ります。
エメラルドグリーンに白抜き明朝で暗闇に浮かぶ屋号。920円払いバスタオルと小タオルとロッカーキー受け取り、サウナの方は階上へねと。サウナが階上にあるわけではない不思議。伝えられたままに階段上がるとロッカーが備えられた広々とした広間。床に焼け焦げ、薄く残るたばこのにおい。さほど遠くない昔には喫煙可能なくつろぎスペースとして愛されていたのだろう。テレビを囲むようにソファやリクライニングチェア。多分マッサージ椅子のようなものも置かれ、床は毛足の短いカーペット敷き。雀卓が備えられた昭和の保養所を思い出す。
エイヤと荷物をロッカーに詰め階下の風呂へ。…ドアを開けた瞬間にむせ返る薬湯の香り。ラッコのそれのようなシャープな甘さとは異なる、なんだろう、むせかえるようにスモーキー。チンではなく眼球がピリピリし咳も出る。花粉症の目覚めなのか。理由はわからないがケフケフする。多分平気な方は平気だと思うので皆さまのご意見をお聞きしたい。わたしはケフケフ…
むせっ返りすみませんってサウナのお部屋へ。あら浴室から想像していたよりずっときれい。…と思ったら座面がグラグラ。そしてボナ。世田谷の湯パークレビランドさんを思い出す風情と熱。背中から立ち上る熱さも心地よくぼんやりと背もたれを眺めるとズラリと干されたバスタオル小タオルナイロンタオル。こりゃうかうかもたれられないわね…なんて思っていたらお客様同士の小さな口論。どっちもどっちやんって薄めで流して一件落着。こんなこともあるのね。謎にマイルドなBGMに紛れて舌打ちのような苦笑のような微妙な物音が響いて手打ち。
くしゃみが出る浴室に戻り、しかしここの素晴らしいポイントは2種の水風呂。温風呂と並ぶ側のは30〜32度との表記と明記あり、サウナ室の真横にあるのは水温計が20度を指す。どちらが好きかと言われたらそれぞれ魅力的と答えるが、強いて言えば30度に軍配が上がる。とても寒い日だったということもあるが、しっかりとキャラ立ちしていても好印象でした。
外気浴は露天スペースで。混んでないので岩場に座ったり、ここの露天不思議な形で両肩を打つ間隔の二口打たせ湯がある。しかも水流が薄らマイルド。肩を差し出し打たせてみたけどそんなにパンチなし。肩が凝り過ぎてて感覚が鈍いのか?水温もぬるく全体にマイルド。吹き込む風も柔らかく、特に椅子などもないので途中から腰から下を湯に沈めたり遊ぶり
お風呂から出て身支度しながら2階のサウナ客専用部屋を見渡す。きっと昔はふわふわとたばこの煙に包まれワイノワイノとおしゃべり声が弾んでいたのだろうな。
そおですよね!むせますよね!最近咳するのが憚られてドキドキしました。そして全ての記憶があのにおいに持っていかれてあれこれ忘れています…あのにおいはすぐ思い出せるのに😭
生薬の薬湯は各所ありますが、あのにおいの独特さは独特ですよね♨️ぬるい水風呂に長く浸かるの好きなんです。ゆっくりぬるまりたい♨️
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