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竹の湯

銭湯 - 東京都大田区

れさわ

2022.10.22

1回目の訪問

木曜16時入店。現場終えて川崎区鈴木町独自のパンダ文化を観察しながら京急線を待つ。住民登録している人は0人らしい町で見つけた、アスファルトに刻まれたパンダの足跡。から流れ着く大鳥居駅のすみっコに、遠方からのお客さまをお出迎えするとんかつとエビフライのしっぽ。

少し早く着いて店前で仕事のメール返しつつ待つ。ゆったりと時間通りに開くシャッター。気になるポスターや貼り紙。生真面目そうな女将さんが開店のあれこれ終えて番台に座る。少し緊張しながら回数券お渡ししたらやさしいお声がけ。ほっこりなごむ。ドライサウナ使えてサウナ無料の良心価格も嬉しいです。

最初女湯はわたしひとり。開店直後は常連さんで賑わう銭湯が多いイメージで少し心配になったけど、最終的には常連さんが3人くらいいらして安心する。

カランも洗い場シャワーも、噂に違わずめっちゃ弱い水圧。わたしの席だけ？と思ったけどかなり高い確率で先達様たちのサ活に描かれているのでデフォなんだな。こんな時は慌てずゆっくり支度を整える、ササじゃなくてね。からのボコボコバイブラで予熱。奥まったこぢんまり席が格別に良き！すみっコに落ち着きを見出す向きに。癒されて深呼吸。ふぅぅぅ…と隣の浴槽にスライド、からその隣の一段深い湯にスライドしたら、バイブラに入られたお客様からお気遣いのお声がけ。やさしい時間が流れる銭湯。好き。

水圧弱いしお掃除きっちりされてるけど古いし。なんて期待せず入ったサ室は改装して数年かしらの新しさ、きれいさ。L字1段。やや温度低めの70度台。遠赤ストーブが時々頑張って熱を吐く。入口のドアに寝転び禁止、タオル干し禁止の文字。日頃はどんなお客様がいらっしゃるのかしらと想像を巡らせる。

清潔サウナでじっくりゆるりと汗かいて、水風呂はないので立ちシャワーで冷やす。洗い席とは無がってこちらはそこそこ水圧が強く、水風呂代わりの冷却システムと考えても不満なし。

休憩はカラン前の席で。そういえばタイル絵にしてもペンキ絵にしても、モチーフはたいてい山なの、なんでだろう。熱帯雨林とか林とか(ポスタータイプだとあるが)砂漠とか、そんな景色も見てみたい。ないか。

目方はかりと呼びたくなるクラシックな体重計がかわいいなぁ、なんて思いながら帰り支度。これから入られる常連さんと女将さんの会話が近くて、やっぱり番台式は好きだなぁ。「やだー、この体重計壊れてるわー、こんなに重いはずないもん」なんて愉快なボケの常連さんトークに思わずにやり。うんうん、わたしが乗る体重計も全部壊れてる。