神徳温泉
銭湯 - 大阪府 大阪市
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今日も朝8時に到着。
いつもどおりチケットを購入。
番台のおばちゃんは、飲食スペースのカウンターで、お客さんに注文されたお蕎麦を茹でていた。
番台の前で私が立って待っているのを見られると、
おばちゃんも焦ってお蕎麦の出来が悪くなるかもしれないと思い、カウンターから死角となるように物陰に隠れた。
無事提供できたら、物陰からスッと現れよう。
そう思った瞬間、従業員用?のドアから別のおばちゃん店員が出てきた。
目が合い、何事もなかったかのようにチケットを手渡す。
今日も平和だ。
服を脱いで入場。
いつものことだが、
浴場内を歩いていると、みんなに見られている気がする。
自意識過剰と言われるかもしれないが、ほんとに見られている気がする。
理由は3つ考えられる。
一つは、メガネだ。
湯気ムンムンの浴場内で、真っ白に曇ったレンズのメガネをかけて歩いているからだ。
こいつは前が見えているのか?
そういう色のレンズなのか?
ただのバカなのか?
そんな目で見られているのかもしれない。
私だって好きで曇りに曇ったレンズのメガネをかけ続けているわけではない。
私は視力がものすごく悪い。
人間が得る情報は、目からの情報だけで約8割を占めると言われている。
その8割を奪われるのはものすごく怖い。
ましてや
水でビチョビチョのチュルッチュルのタイルの上を歩くのだ。
レンズが真っ白に曇ろうとも、
その隙間から垣間見えるわずかな情報でさえ、私にとっては大切な命綱になっているのだ。
だから、
そんな私を見かけたら、
生きるために必死にもがき、苦しんでいるのだな。
と、暖かく見守っていてほしい。
2つ目は、この体型だ。
私は身長178センチで体重55キロという、ガリガリ界でいうところのサラブレッドなのである。
そんな体型のやつが、
真っ白く曇ったレンズのメガネをかけて浴場ないを練り歩いていれば、魂を抜かれ黒目を失った死者の亡き骸が浴場内を彷徨っていると勘違いされ、視線を浴びるのも無理はない。
水回りは霊が出やすいということもあるのだろうし。
理由は2つしかなかった。
3つ目を無理に考えようともしたが、それは嘘になってしまう。
近年、記事の信憑性に少しでも疑問が生じれば、ネットの猛者たちが血眼になってそいつの学生時代の卒業アルバムの写真を探し出し、ネットに晒されることになる。
私は中学の卒業アルバムでは坊主であるが、高校の卒業アルバムで
はTHE ALFEEの高見沢くらいのロン文字数足りな
男
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