里の森 森のゆ
温浴施設 - 北海道 北広島市
温浴施設 - 北海道 北広島市
【こう見えても永い付き合いなんだぜ!】
「付かず離れず」という言葉があるけど「森のゆ」とはずっとそんな感じ
サウナに目覚める前からの腐れ縁
好きな部分とそうじゃ無い部分がどっちも強めにあって
その時の気分や第三者の外的要因によって
立ち位置が変化する
ファーストアルバムから聞き続けているBANDみたいなものだ
外的要因のひとつに「お天気」がある
天気の良い朝「森のゆ」の露天で寛ぐのは
上等な時間の使い方だ
そして季節は断然3月上旬がイイ
気持ちぬるめのモールに身を委ねて
上を見上げれば空だ
冬のピークの「癇癪持ち」な感じが少し柔らかになった
淡い水色が広がっている
空から少し視線を下げれば
森の木の枝、一本一本に数センチほど雪が白く積もっている
今朝までに降った季節遅れの雪のなごり
もう3月だから昼過ぎには解け落ちてしまうだろう
タイマー仕掛けの風流だ悪くない
目線を更に下げてみると遠くに線路が望める
走る列車を目が追ってしまうという習性を
抑えることは難しいらしい
ここのサウナには独自の風土がある
ココの住民は皆、汗の始末に寛容だ
寛容とは少し気を使った「言いよう」だが
座っていた場所の汗を拭って出ていく人を見かける事が「まず」ない
「こんもり」と前任者の汗が盛り上がっていたりしていると
あまり良い気分がしない
今日は周りに見せつけるように丁寧に汗を拭いてサウナを出て来た
ま、その点を除けば
ストーブは中々パワフルだし
窓からの眺めは先に書いた通りだし
深さ十分の水風呂とのコンボで稀にハイスコアを書き換えることもある
悪いサウナではない
この日、久々に来てみたら、そんな概ねの印象は
変わっていなかったけれど
2脚ほどしかなかった露天のイスが激増していたり
今まで気付いていなかっただけだと思うけど
靴箱や脱衣所のロッカーが100円投入不要で身軽だったり
細かい所に込められえた気持ちもちゃんと伝わる
もっとアピールすればよいのに「シャイか!?」
内湯の高温浴槽と地下室に降りるかのような
深い水風呂の往復だけでも「第一幸せ汁」は十分に分泌された
齢と共に分泌されなくなった「汁」は色々あるけれど
ここに来れば「幸せ汁」は出るんだな。と思った。
そ、いつ行ってもそーなので「風土」かと。2人で「拭く」文化を根付かせましょう!
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら