鉄輪むし湯
銭湯 - 大分県 別府市
銭湯 - 大分県 別府市
『鉄輪蒸し湯でサウナーが観光の1セット』
【おんせん県大分サ旅⑤】
別府の鉄輪に到着し、温泉地らしく坂道を歩く。
白い湯気が街のあちこちから立ち昇る。
そんな別府観光を楽しみながら鉄輪蒸し湯に到着!
入り口横に足湯ならぬ足蒸しがありこちらは後ほど。
券売機で購入した券を受付のおばちゃんに渡すと、
「サウナみたいに何回も入ったりできませんからね!」と念押すように言われる。
つまり1セット心して味わえよと解釈。
順番待ちとなっており、呼ばれてから脱衣所に入室!
脱衣所に入って洗い場と浴場の反対に小さい木の入り口の蒸し湯がある。
門番のおばちゃんが案内。
服を脱いだら浴場のかけ湯で下前後を洗い、タオルを持ち浴衣を着て前の人が終わるのを待つ。
おばちゃんがタイマーで時間を測っていて、8分、10分の所で蒸し湯から出るかどうか呼びかけがある。
自分の番となりサ室ならぬ蒸し湯に入る!
中は薄暗く中腰で進む高さ。
奥行きが広く大人3人が寝そべることができる。
周りを石に囲まれており、天井は木でまるで上から蓋をされているかのよう。
地面には石菖と呼ばれる黄土色の藁のような薬草が敷いてある。
その上に寝そべり、置いてある石にタオルを敷いて
枕とする。
時計や温度計のような近代的なものは一切ない。
古来のサウナの一つにはこういうものもあったんだと学ぶ。
サウナーらしくまずは温度を確かめる。
体感温度70°Cと低いが、湿度がしっかりあるため発汗は上々。
薬草の良い香りが充満しているのでサウニングというより、蒸気治療を受けているかのように身体に良い感じがして気持ち良い。
時間はおばちゃんが頼りなので最初の案内の8分まで分からないが、段々と苦しく感じてくる。
「8分経ったよ」とおばちゃんが告げる。
2分延長するかここで出るかどうか決めなければならない。
サウナーとしてここは「延長します!」
残り2分間を堪能したところで退室!
おばちゃんの目の前で汗で浴衣を脱いで籠に入れたら浴場へ!
温泉はあるが水風呂は…ない!
シャワーで汗を流したら外に通じるドアを開ける。
そこは木の縁側でととのいイス2脚が並ぶ。
水風呂なしの外気浴!
心地良い隙間風が吹きつける。
水風呂に入っていなくとも、蒸し湯の薬草の良い香りが身体に残っており…
鉄輪蒸し湯で、ととのった〜!(気分的に)
〆は温泉に浸かって退館。
三ツ矢サイダーで喉を潤し、入り口横の足蒸しでおまけの2セット目!
足蒸しの入り方は蒸気の入った木箱に膝小僧まで入れて木枠で蓋して6分楽しみ、4軒目へ!
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