サウナしきじ
温浴施設 - 静岡県 静岡市
温浴施設 - 静岡県 静岡市
アツアツの薬草サウナから、まろやかな天然水を繰り返す。ただそれだけの至福のとき。
初来訪は嵐の中だった。
しかし、一歩しきじに入ってしまえば、外界から隔離された数十坪の楽園に迷い込む。
正方形の風呂場の左手奥にフィンランド、薬草サウナが並び、その対角線に聖なる水風呂が湧き出ている。
洗い場の中央には20人ほどのキャパの整い椅子が並んでいるが、ひっきりなしに人が回転して、至福の時を楽しんでいる。
フィンランドサウナは110度の高温だが湿度が高く保たれ息苦しさは全くなく、カラカラのドライサウナの我慢比べとは全く異なるモノだ。12分蒸され体中に赤い斑点を浮かべ、その成果を実感しつつ、いよいよ聖なる水風呂へ。滝から流れ落ちる大量の水のマイナスイオンもさることながら天然水の水風呂のまろやかさは想像を超える。体験しなければわからない、言葉では伝えられない至高の快感に包まれる。水温はさほど冷たくないが、高温で蒸されているから十分冷たさを感じる。
好きなだけ浸かり続けることができるちょうど良さ。整い椅子に座る。なぜかマイケルジャクソンのビートイットが流れているが、あっという間にリラックスモードに入り整ってしまう。
結論から言えば、自由に使えるフェイスタオルとサウナマットを使いこなし、計5セットで昇天した。
さて、もうひとつの薬草サウナ。これがまた究極である。巷にあるスチームサウナを想像している人の想像を遥かに超えた蒸し体験を味わえる。これがしきじのサウナの真骨頂だったのか。
それは、薬草と天然水の高音スチームに常に包まれる空間。
人が少し動くと起こる少しの空気の流れが激アツなほど、熱い水蒸気に蒸されるのだ。
その熱さのおかげで6,7分でも十分蒸されて、また聖なる水風呂を楽しみ、休憩する。というスピード感のあるサウナサイクルを強力にサポートしてくれる。薬草サウナ、いや、エターナルロウリュサウナ。シンプルに最高だ。ちなみにタイミングによって弱い時もあるが、それでも十分蒸されます。
女風呂はやや弱めだったと妻はいってましたが、やはり水風呂の気持ちよさだけでも、一線を画すサウナだという高評価でした。
ああ、こんなサウナが家の近くにあったらなと、思わずにはいられない。そんなサウナの聖地しきじ。たっぷり2時間楽しみました。正直、あと10セットでもいける余力がありましたが時間も限りあるので、後ろ髪をひかれながら後にしたのです。
明日の早朝も行ってしまいそうです。
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