恵びす温泉
銭湯 - 神奈川県 横浜市
銭湯 - 神奈川県 横浜市
この日のサ活 1/3
今日も仕事で横浜。前日はスカイスパに行ったので、ちょっと趣の違うサウナを求めて訪れた。
まず何よりも看板の「サウナ村」という文字にやられた。出会った瞬間に恋に落ちた系。パワーワードすぎる。サウナ村に来て心踊らないサウナーなどいるものか。
ただひとつ怖いのは、期待ばかりが先行して拍子抜けしてしまうことだ。しかし結論から言えば、それは杞憂だった。
新参者にも田舎のお母さんみたいに暖かく接してくれる女将さん。受け取ったサウナキー(例の形ではなくて凸の先端に鍵がついてる普通のやつ)は劣化してゴムが縮んでいる。そのせいで鍵はゴム部分に収まらないし、でもそれはこのサウナが多くの人に愛されている証拠のように思えた。
浴室は2階建て。通常の浴槽とカランが手前にあり、塀で仕切られた向こう側にサウナがある。
マンションの敷地の裏口みたいな扉を恐る恐る開けると、そこにあるのは確かにサウナ村だった。
全体像はこうだ。1階部分に高温サウナと水風呂、カラン。2階に低温サウナとミストサウナ、ととのい椅子がある。
サウナ村の住人たちはそれらを行き来しながら思い思いの時間を過ごしている。
高温サウナはしっかり湿度があって気持ちいい。テレビも音楽もなく、ただ自分と向き合える。
水風呂は少しカルキ臭があるけどまぁ良し。形が面白くて、長方形なんだけど壁に囲われているために出入りできるのは一箇所、1人ずつ。最奥に滝があり、打たれることもできるし裏に潜り込んでも良し。
低温サウナ。これがなかなか良かった。60度ほどながら湿度が高いので時間をかけるとしっかり蒸される。時間にして15〜20分ほど。ここもテレビ音楽なし。
ミストサウナはアナログ感がステキ。
ととのい椅子はたった3つなので心許ないかも(今回訪れた12時ごろは人も少なくて埋まってることはなかった)。
で、総評はどうだったかといえば、かなり良かったと思う。もちろん都内のお高いサウナ施設と比べればマイナス面を挙げるのは簡単だ。(水風呂のカルキ臭とかととのいスペースのどこから吹いてるのか謎だけど新鮮でないことだけはわかる風とか、ね)
だけどここはサウナ村。住めば都という通り、村人にとってみれば大したことじゃないのだ。なんていうか、ヒッピー村みたいなものなんだろう。3種類のサウナでととのい散らかしたあとには、どうでも良くなっている。
それで、住みたいか住みたくないかでいえば、住んでみたい。なにせ家賃は銭湯価格だし。
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