サウナ&カプセルホテル 北欧
カプセルホテル - 東京都 台東区 事前予約制
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みんな大好きトゴールの湯で整う、サウナ施設といえば?
そうだね、サウナ北欧だね。
というわけで、宿題店の1つ、ようやく行ってきました。
行かない理由があったわけでは無いんだけど、なぜか今回初北欧。
クイックサウナの3時間1000円は、とんでもなく破格。
やたらと細長く感じた靴箱に靴をしまい、フロントで鍵を預けて早速GO!!
北欧のロッカー室は、なぜか落ち着かない。
どうも通路の途中にある感じがする。
また年期の入ったサウナにありがちの「ロッカーで館内着に着替えてから浴場へ移動」のパターンなのも、ちょっと落ち着かなさを助長している感じ。
しかし、浴室に到着してしまえばこちらのもの。棚に館内着とバスタオルをしまって、付箋に名前書いて貼って、フェイスタオル1つで浴室へ。
浴室もなんか長い。というか、全体的に「低い」。
洗い場の棚以上に高い線が無く、水風呂もお風呂も全部低く作ってある。
最初は違和感を感じるも、露天のトゴールの湯に入り、ドラマ版サ道でおなじみの、3人が整っている、あのくつろぎスペースを眺めていると、違和感が「スタイリッシュさ」に変化した。
天井もお風呂も低い位置にあることで、広さと統一感が出ている。
すべてが低く、そして横に広く統一された「横の浴室」。
横に統一感があるおかげで、とても浴室が広く感じる。
地価が高い都心、しかも上野駅の真横という好立地で、この広さは贅沢である。
サウナもとてもいい感じ。特筆するようなことはないけど、10人以上が入っても窮屈さを感じない広さがあり、温度も湿度もきもちいいところで安定している。
ただ、水風呂はサウナーが求めるよりは温いのではないか。今日は曇りがちで温度も低かったのに、20度くらいだった。暑い日はもっと温度が高いのだろうか?
ハッキリ言って、北欧より設備の整った、サウナーが好みそうな施設は山ほどある。
しかし不思議なのは、では北欧が物足りないかと言えば、そうではない。
やっぱりしっかり整うのだ。
トゴールの湯の周りの例の休憩スペースで寝っ転がっていると、水風呂の温度などどうでもいいくらいに整う。本当に不思議。
食堂も安いし、カレーも美味い。3時間で十分リフレッシュ。良い施設だった。
北欧は決して「東京サウナーの聖地」と呼ぶようなサウナではないと思う。
しかし、サウナで心地よくなりたい人が集うには、駅からのアクセスといい、その料金といい、最適なサウナだ。
聖地のように崇め奉るような「ハレのサウナ」ではなく、仕事で疲れた人たちが上野に寄ったときに一時の安らぎを求めて集う「ケのサウナ」それが北欧ではないかと思う。
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