カプセル&サウナ ロスコ
カプセルホテル - 東京都 北区
カプセルホテル - 東京都 北区
平日 晴天 宿泊利用
館内滞在時間 21:40 〜 翌 14:55
入泉時間 夜の部 21:45 〜 22:45
入泉時間 昼の部 11:00 〜 11:50
入泉プログラム
夜の部 S (10 × 3) M (1 × 3) G (5 × 3)
朝の部 S (8 × 3) M (1 × 3) G (5 × 3)
本日の生ビール クラフトビール6杯
本日のツマミ 湯豆腐
本日の昼サ飯 和風おろしハンバーグ(目玉焼付き)
本日のメインディッシュ 〝将来の夢〟
以前なら平気だった独酌が、何故だが最近とても寂しく思う事がある。いつものカウンターから、先週はサウ仲間の皆んなで酒を酌み交わした座敷席をぼんやり眺めながらのひとり酒。一人で来ているのだから当たり前だけど、ついつい誰かを探してしまった。
生ビールの杯数が増えると寂しさも比例して大きくなり、話し相手を求めて深夜のロスコを飛び出した。フロントで外出許可のレシートを受け取り、いつも女の子が呼び込みをしている駅前の交差点へと向かった。普段は無視するように通り過ぎているが、今回ばかりは私の方から近づいた。
「少し飲みたいんだけど」と声をかけると、寒さに震えながら「私でよければ」と、何とも健気な言葉が返ってきた。店はロスコに程近い路地にあり、看板には花魁ガールズバーと書かれてあった。こんなに何度も通っているのに、ロスコ以外に駒込で飲むのは初めてだった。
薄暗い店内には花魁姿の娘と先客が静かに飲んでおり、突然の深夜の来客に少し驚いていた。カウンターの奥に座り飲み放題の生ビールを飲んでいると、さっきの女の子がダウンコートを脱いで現れた。話を聞くと1時間以上も駅前に立っていたらしく、こんな私でも神様に見えたそうだ。話し相手を求めていたはずが、気が付けば彼女の将来の夢を聞く手に回っていた。私の出来る限りのアドバイスをしながら、閉店間際まで人生を語り合ってカプセルに戻った。
今朝は遅くまで眠ってしまい朝ウナは逃してしまったが、午前11時の清掃の終わりと同時にサウナに入った。軽めの3セットを終えて食事処に行くと、すでにキープボトルの焼酎を楽しんでいる地元の先輩がいらした。とても素敵な紳士で、私もあのように振る舞えたらと将来の自分を願った。
昼メシと生ビールで胃袋が満たさせると再び眠気がやってきて、奥のリクライニンチェアで昼寝タイムとなった。こんな暮らしを送っていては先ほどの紳士のようになれる日は程遠いと感じた午後の駒込だった。
男
今回も良い投稿ですね。 読ませる。
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