ウェルビー福岡
カプセルホテル - 福岡県 福岡市
カプセルホテル - 福岡県 福岡市
日曜日 雨天 宿泊利用
館内滞在時間 20:00 〜 現在
入泉時間 夜の部 20:10 〜 21:50
入泉時間 朝の部 05:05 〜 06:15
入泉プログラム
夜の部 S (12 × 3) M (1 × 3) G (10 × 3)
朝の部 S (12 × 2) M (1 × 2) G (10 × 2)
本日の生ビール 大ジョッキ4杯
本日のツマミ 博多水炊き
本日のメインディッシュ 〝ペフメア〟
念願の熊本「湯らっくす」を後にして先々週にもいた福岡に戻って来たのは、前回果たせなかったウェルビー福岡を訪れるためだ。九州新幹線とタクシーを乗り継いで辿り着いた先には、どんたくサウナーが愛してやまないのが納得できる場所が待っていた。
九州サ旅を決めた時からネット予約しておいたプレミアムルームにチェックインすると、エレベーターで降りた地下階にはウェルビーならではの北欧スタイルが待っていた。
ここ最近では自宅のインテリアに於いても北欧スタイルがトレンドとなっているが、私が若い頃に流行っていたものは全く違っていた。無機質な打ちっぱなしのコンクリート壁の部屋に黒い家具を置いて、大型のブラウン管テレビを床に直置きしたトレンディドラマスタイルが主流だった。ポケベルさえ無い当時は、留守番電話機能付きの電話だけが女子との連絡手段だった頃が懐かしい。
その時代からは想像できないくらいオシャレな内装の部屋で館内着に着替えると、待望のサウナへと向かった。初めて訪れるサウナに興奮しながらも、マナーを忘れずに身を清めてから入ったサ室の空気感だけで、ととのいそうになってしまった。薄暗い照明の室内にはヴィヒタの神聖な香りが満ちており、ウェルビーならではの小鳥のさえずりが独自の世界観を表現している。
3セット目で迎えたアウフグースも非常に厳かで神秘的な雰囲気の中で行われて、今まで感じた事のないサウナ紳士だけの大人のサ界が存在していた。過剰な演出のないアウフグースで蒸された後に向かった5℃の強冷水も、他では味わう事の出来ない瞬冷を体感できた。
名古屋のウェルビーに比べるとシンプルな構成ではあるが、足りないながらも豊かさを感じさせてくれるサウナだった。
今夜の寝床であるフィンランド語で〝フワフワした〟の意味を持つ、ペフメアと名付けられた部屋に戻り、未だ本物を知らない北欧感に包まれながら明日の帰京を惜しんだ雨の博多だった。
男
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