栄湯
銭湯 - 東京都 新宿区
銭湯 - 東京都 新宿区
仕事は遅く終わったのだけれど、家人から「もう家ついたけど、今日もお風呂?」と焼きそばの写真が。期待に応えなければいけないな、とこちらに。焼きそばよ、残っていておくれ。
今週金曜までは女湯サイドがサウナあり。毎週土曜入れ替えとのこと。私の前にフロントで、おとうちゃん、おかあちゃん、息子くん娘ちゃんの家族連れもお遍路スタンプをもらっていて、家族で来るっていいなと思った。うちも家人と来れるとよいのだけどね。来たらみんな、仲良く洗脳してくれよな。
例によって回数券とサウナ代300円を支払い、バスタオルとサウナキー、お遍路スタンプをもらう。スタンプは三種類あり、選び放題!って三択だけど。
脱衣所はロッカーも3サイズくらいあり、とってもきれい。浴場もさらにきれい。手前にカラン群、白い桶と椅子。白いタイル床というのもあり、雑貨も白いと威圧感がなくていいね。奥には左からサ室、25度ほどの水風呂、マッサージ湯、白湯、熱湯。
ゆったり入って目に飛び込むのは、全面のタイル地。六角形大、小、手裏剣と、それぞれがかわいい。しかし、ここまで美しさを維持できるってすごい。ついでにいうと、トイレも貫入と、青磁に恐らくうのふあたりの釉薬を混ぜた色で、とってもきれい。鑑賞に耐えうる、しっかり手入れを施されたタイルです。
サ室は貸切だったので、カサイさんスタイルをしたり、寝転がったり。初ごろりで、こちらの天井のお釈迦様と目が合い、仏教美術史を紐解きながら、装飾などの鑑賞を継続。初ごろりはあまりスタイルに合わず、今日は短めに切り上げることに。寝転んでお釈迦様と竦み合うというのもなんだかな、でね。
水風呂はいくらでもというと語弊があるが、想像の範囲内は入っていられるまろやかさというと聞こえはいいが、要はぬるめ。こちらも気がすむまでタイルでも愛でたらよい。どうりで、学生さん二人組がやいのやいの楽しそうだった。耳障りなおしゃべりとは違うよね。
お遍路が一段落したら、またタイルを愛でに、そして、レストラン香港、大衆割烹などに立ち寄りたい。
ちなみに、休憩スペースに早稲田のサウナ研究会の機関誌があるのだけれど、留学経験者のエストニア事情とか三軒茶屋探訪などなかなか良くできている。前者はエストニア留学なんて、私がデンマークに留学した当時は全く選択肢になかったなあ、とても興味深い。後者は、駒の湯、文化浴泉、富士の湯を押さえつつ、千代の湯を恣意的に外したことに悪意を感じざるを得ない。同じく悪意を感じるみんなも、明日千代の湯を自分の目で確認してほしい。以上。
サウナ:5分 × 3
水風呂:2分 × 3
休憩:10分 × 3
合計:3セット
初涅槃スタイル祝いです。
栄湯のサ活なのに結果的に千代の湯オススメするって、一体全体どうなってるんだぜ?
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