まるはごんぎつねの湯
温浴施設 - 愛知県 半田市
温浴施設 - 愛知県 半田市
半田というか知多半島に片足突っ込んだ辺りで、出張のラスト仕事が終わった。90分かけて行って、予定通りきっかり30分で仕事を終わらせる。敏腕なのかボンクラなのか、振り返りたくない。
テレク&ナースが今日もお供をしてくれることになり、私の現在地を随時伝えるものの、よくわからない駅名だそうで。「ちゃんと愛知県銭湯スタンプラリーやんないからだよ!ボンクラ!」なんてことは思ってもいわないほうがいい。私は彼らの車がなければ、本当にただのボンクラ、東京に帰れなくなってしまうのだから。
共通点として同世代であり、二人とも東京生活もしているので、笑いなどを共有している。私だけは生粋の東京人であることを記しておきたいのだが、ちゃんと数えたら、京都で出会い、川崎、横浜、名古屋で2回、今回5回目の出会い。仲のいいいとこみたいな感覚なのかな。もしくは腹違いの他人。
そんな二人のリコメンド、前回の八幡湯に白山、宿泊先もよかった。こちらに到着し、スーツケースの整理とあわせて仕事着から普段着に車外で着替え、いざ中に。
畳スペース、酒蔵もしくは何らかの家内制手工業のような梁のしっかりした木の浴場、広い空を眺められる露天風呂。どれも「ほっこり」なんていう安い言葉で表現したくない、おばあちゃんちで過ごす冠婚葬祭の三日後のようなハレとケでいえば後者のような景色。
なぜここにサウナがあるのか不思議に思える。4人定員か。二段の段差も、テレビの設置角度もいい。ここにきてはじめて、今日の天体が何らかということを知る。何百年ぶりとか、何世紀ぶりとか、あまり興味がないのだけれど、そういわれると見た方が得に感じてしまう。
露天には休憩スペース、足湯、寝湯、49度?で熱いと評判の温泉、打たせ湯があり、温泉は塩っ気があり私にすら違いがわかるほど気持ちがいい。
寝湯で木の枕に頭を、石に足を乗せて寝転びながら、半身を風に吹かれてブラッドムーンの夜を過ごす。月は見えないけれど、この3日間を振り返る。こんなに静かな場所で、平和な気持ちに近づいているのに、思い出したのは粗塩な!
客層がめちゃくちゃいいのも、素敵なポイント。名古屋の人はいなさそうだ。「キャナルリゾートが名古屋の良いとこ&悪いとこ取りだとすれば、ここには名古屋はない」とはナース弁。珍しくメモしたい発言だった。納の得。
お風呂上がりに食堂でそれぞれ定食とシェアするカブト煮、たこ唐揚げ、白身フライを。生姜が香るたこにタルタルソースをつけるテレクちゃん、1番いい刺身を狙うナース、フライの等分にムッとする私。仲良く食べることができたかは来世にわかるが、疲れはまだまだ取れませんでした。なんでだろうね
女
うっかりしてたよ!鮒味噌に合いそうな新米、ありがとうね!(なんだかまだ疲労感が抜けないよ)
ちなみに東京は海水浴(海開きの早さ)な!何故それを知っているかというと・・。待て次号!
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