サウナセンター稲荷町(旧サウナホテルニュー大泉 稲荷町店)
カプセルホテル - 東京都 台東区
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「春一番に似ている男がいたらそいつです」
この一行情報の主は、サウイキにおいて「ほっこり画伯」として知られるおすじさん。そんなおすじさんが、どうやら初泉をかますとのことで、くまなく春一番似の人物を探すことに邁進した金曜日。
しかし、緊急事態宣言が解除されて以降、にわかに客が増泉(ぞういずみ)しているだけあって、春一番捜索に手こずる。
すると、白椅子で休憩する春一番似を発見。声をかけようとするや否や、隣の白椅子に座る男性と談笑し始める。「ソロ泉と見せかけて、友人と共泉(ともいずみ)?」と思いつつ様子見。
そしてサ室に入ると、まさかの“次なる春一番”が上段中央に鎮座。体は華奢だけど、春一番に似ているように感じる。白椅子の春一番を思い出すと、なぜか上段中央の春二番がアントキの猪木に見えてきて、脳内で春一番とアントキの猪木が複雑に絡み合い混乱を来す。
え、どっちがおすじ…? と、噴き出る汗とにらめっこしながら、8分間蒸し終えて水風呂へ。「どっちかがおすじさんに違いない」と腹をくくると、豪快に水風呂からあがってきた、まさかの春三番。
「春一番に似ている男がいたらそいつです」
こんな狭い空間に春一番似の男が3人も。このときすでに春一番〜春三番の識別は困難を極めていたこともあり、脱衣所のロッカーからスマホを取り出し「春一番 特徴」とググるしかなかった。
「春一番は、北日本と沖縄を除く地域で、例年2月から3月の半ば、立春から春分の間に初めて吹く南寄りの強い風を指す」
違う、その春一番じゃない! まあ、食堂で酒でも飲んでれば邂逅するっしょ。と、半ばW浅野的余裕を見せながら、LSをオーダー。すると数分としないうちに、食堂に春一番のごとく突風が吹き込む。
そこに現れたのは、春一番でも春二番でも春三番でもない、紛れもないイケメンJリーガーだった。条件反射で「ジェフ市原が好きでした」と言いそうな刹那、「Monさんですか?」とJリーガーは口を開いた。
おすじさんだった。
乾杯の酒と共に、年俸億超えプレイヤーにも見えるJリーガーのおくちに合うかと身ぶるいしながら、安定のメンマ炒めとチーズもオーダー。聞けばなんと同い年。おっさんになってくるとタメの人と出くわす率が低下するので、シンパスィー。
そして、あっという間のおすじさん3時間コース終了のお知らせ。共に退店し、「また蒸そう! ナイッシュー!(※ナイス蒸シュート)」と約束を交わし、離散。最後の最後でモヤっていた違和感に気がついた。
おすじさん、全然七三分けじゃなかった。
男
今年の春一番が吹いた頃は、まだ世間も呑気だったなあと思い出しました。もう一度春一番を吹かせてくれたおすじさんに感謝!
あの時のお客さんの中では一番春一番だった自信はあったんですけど。なんかチラチラニヤニヤ自分を見る髭の人がいて、てっきりその人だと思ってたんですが、声かけ無くて良かったです。あの人はいったい誰だったんでしょう。
エーもうホント🤣🤣裏サ活が毎回オモシロ過ぎるww 💕おすじサンにロックオンな髭サンは稲荷町浅草界隈のリアルGかな…多すぎるしw
やっぱサウイキはオジサンの出会い系(©河口拓也)ですね!これだからやめらんねェや!
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