湯処花ゆづき
温浴施設 - 北海道 札幌市
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高校の頃、同級生に「千鶴子」という少々古風な名前の女子学生がいた。
名前とは裏腹に当時でいうコギャルだった彼女は、信じられないようなルーズソックスを履き、信じられないようなイントネーションで「安室ちゃんの新曲マジで泣けんだけど」などと語っていた。
ラジオとプロレスだけが友達だったボンクラ帰宅部の私には近づくことすら憚られるような人物だった。
ある英語の授業中、経緯は忘れたが、アメリカ人講師のリチャードが彼女の名を「Chizuko」と板書した。
当の千鶴子は苦笑いで「あのー、私の"づ"って"す"に点々じゃないんすけど」とクレームをつけた。
対するリチャードは口にこそしないが「オマエ、ナニイッテルンデスカ?」といった表情で固まっていた。日本人の私だって理解できないのだから無理もない。
業を煮やした千鶴子は「No!My "づ" is not "Z-U"!」と言い放つや否やリチャードに歩み寄り、奪ったチョークでデカデカと黒板に「Chiduko」と書き殴った。
チドゥコ誕生の瞬間である。
ここは「花ゆづき」だ。「花ゆずき」ではない。相変わらずの賑わいで、若者のほか、親子連れも妙に目立つ。
今ごろどこかで千鶴子も母になっていることだろう。子に「今日は花ゆどぅき行こうね!」などと語りかけているのかもしれない。
どうぞさしあげます😃
ホント面白いですね😆なんの話かと思った〰️『ず』と『づ』むずかしいw『じ』と『ぢ』もww
花ゆどぅきと千鶴子をくっ付けたその発想はどのような思考から編み出されるのでしょうか?w ズとヅで千鶴子を思い出せるなら脳みそフワフワですね〜
全段のアクセントでは劇団ひとりの独演を、後段の英語は東京ホテイソンのツッコミを思い出したのは多分わたしだけでしょう。 ともかくゆづきに全くかすって無くてワロタw
めっちゃ腹抱えて笑わせてもらいました。 噺家さんみたいですね。 寄席があったら必ず行きますね。
初めまして!いくつかサ活を拝見させていただきましたがどれも面白かったです!😂😂😂
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