湯処花ゆづき
温浴施設 - 北海道 札幌市
温浴施設 - 北海道 札幌市
安定の3セット。最後の休憩中、ふと思った。
「入ってみようかな」
新興宗教の話ではない。疲れてはいるが、まだそこまでではない。
電気風呂である。遥か昔、冷やかし程度に入ったことはあるが「あかん!うち死んでまう!」とすぐに飛び出した。
明かりを灯す以外に電気を使うのはスタンガン、死刑執行、ブランカのアレだけだ。身体によいわけがない。
が、今日はバキバキに凝った肩が電気を欲した。
ビビりながらも電気風呂へ。電気を発しているであろうメカニカルな板が水面下に見える。
ターゲットをロックオン、時々後ろを振り返りつつ超スロースピードで背中から接近。馬鹿の車庫入れといった風情だが、周囲の目を気にする余裕はない。
いよいよビリビリが着弾。少々ポジショニングを誤ったか、想定よりも下、肋骨の下縁あたりにヒットした。連日の酒で弱った肝臓にとどめを刺さんばかりの電撃。すかさず身体を少し沈め、肩へ当てることに成功。が、今度は肩がヒゲダンスの如き上下動。
「ぬふぉっ!ぐふぁっ!」くらいの声は出ていたと思う。肩をピョコピョコさせながら間抜けな声をあげる中年男性。悲哀しかない。BGMは中島みゆきの「世情」でお願いしたい。
帰り道、肩は少し軽くなっていた。短時間でそんな効果あるわけないだろと思うし、プラセボという言葉も知っている。
でも信じることが大事なのだ。新興宗教みたいなもんだろう。
次はポコ◯ンで!
電気風呂で「◎△$♪×¥●&%#?!」言葉にもならぬ声が出ちゃうことありますあります! アソコに電気波がヒットした際には叫んじゃいそう😁
最近強めの電気風呂に入り、骨が透けたばっかりなので、偶然の一致に目が飛び出ました。
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