湯処花ゆづき
温浴施設 - 北海道 札幌市
温浴施設 - 北海道 札幌市
連休明けの激務をノーサウナで乗り切れるほど強くはなかった。「たった3日間頑張ればまた週末じゃん!お得!つるセコ〜!」とコペルニクス的転回により自分を奮い立たせてみたが、48時間で身も心も死んだ。息も絶え絶えで花ゆづきへ。
3セット目だけ露天スペースで外気浴。
さすがに寒いかと思ったが、温めの風が優しかった。
暦を見るまでもなく季節は秋といってよいはずだが、まだギリギリ夏なのかなと少しセンチメンタルになってしまった。
なんでもギリギリが一番だ。食い物は腐りかけが一番美味いし、失禁寸前のトイレが一番快感だし、触られてるのか触られてないのかくらいが一番気持ちいい。
今年はずっと家に篭っていたので、夏らしいことは全然なかった。でも、仕事終わりのサウナで夏の尻尾に少し触れ、心が穏やかになった。
帰る前にジュースでも飲みながら一服と思い、まず自販機へ。コーラを購入すると「数字が揃ったらもう1本!」のスロットが回り出した。
「3333」
穏やかな心は運を呼び込んだ。
さすがに2本は飲めないので、帰ってから焼酎でも割ろうと水を選んだ。
いろはすがガタンと音を立てて落ちてきた刹那、
「しまった!一番高いのにすればよかった!いろはす110円じゃん!」
と激しく後悔した。どこが穏やかだよ。
「サウナで夏の尻尾に少し触れ、心が穏やかになった」——小田和正やさだまさしが羨望の眼差しを送りつけるレベルの心あらわれる詩的表現。
何でもギリギリが一番、ギリギリガールズですね。(神奈川県 男性 PN ギルガメッシュ)
とりあえず「もうけたぜ~!」ですね。のむらしんぼ先生、元気カナァ
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