【閉店】湯めらんど
温浴施設 - 北海道 札幌市
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四連休最終日。十数時間後には満員の地下鉄でゾンビと化している自分を想像し、いてもたってもいられず湯めらんど。
本日の男湯はロッキーサウナ。個人的にはかなり久々。少なくとも自粛期間明け以降では初だ。洗面器ロウリュへの期待が高まる。タイミングを見計らってサウナ室へ。
いよいよお姉さんがやって来た。「待ってました!」という言葉を口にしかけて飲み込んだ。ここは末廣亭ではない。
しかしそんな私の期待とは裏腹に、お姉さんは言い放った。
「換気しまぁ〜す」
…そうか。換気は大事だ。どんどんやっていただきたい。
しかし換気とロウリュの関係は矛と盾、亀仙人と鶴仙人、前田日明と安生洋二、大島渚と野坂昭如である。
このご時世だ、仕方があるまい。サウナに入れるだけありがたいと思おう。
ドアを開け放つこと数分。お姉さんが戻ってきた。閉められるドア。
「では水かけますねー」
やるじゃん!水かけんじゃん!ぶっかけんじゃん!BUKKAKEじゃん!
放たれる水。立ち上る湯気。視界さえ危うくなる。ベルリンの赤い雨よりも、湯めらんどの白い湯気のほうが殺傷能力は高いだろう。
しかもだ。換気により温度と湿度が失われていたことにより、その威力は一層高く感じられた。いわゆるカウンターである。「まるでライプツィヒのサッカーですね!」と言いかけて、これも飲み込んだ。
洗面器ロウリュのおかげで初っ端からキマッてしまった。
明朝の地下鉄を待つまでもなくゾンビになりました。
安生洋二は長州力かな?と一瞬思いましたが前田日明が適切です。カウンターサッカーはモウリーニョチェルシーかな?と一瞬思いましたがライプツィヒでも適切です。以上 (神奈川県 男性 ペンネーム:有田と週刊プロレス)
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