月見湯
銭湯 - 北海道 札幌市
銭湯 - 北海道 札幌市
数年ぶりに月見湯へ。
一時期は月に2、3回のペースで通っていたのだが、生活環境の変化により足が遠のいてしまっていた。
今でこそサウナヤリチンの私だが、あの頃は純潔なサウナチェリーボーイ、サウ貞野郎だった。
当時、冷やかし半分でサウナ室に足を踏み入れ「熱すぎて草不可避www」と汗を流す面々に侮蔑の視線を浴びせた記憶がある。なんと非礼な行為だろう。サウナストーンを口いっぱいに詰められるべきだった。
あのとき以来のサウナ室。
あれ?よくない?
よくないコレ?コレよくない?
よくなくなくなくなくなくない?
特に湿度は私の身体にジャストフィットだった。
かつてバカにしたことを恥じ入るよりない。
クラスで7番手くらいの女子と同窓会で再会したら超絶美女化していたような心持ちだ。
サウナを堪能し、シメにラドン泉へ。
ド級の文系である私はラドンが何物で、如何なる効果があるのか全く分からない。名前が怪獣っぽくてカッコいいな、程度の捉えだ。
ラドン泉は完全に仕切られたスペースなので、雑音がシャットアウトされている。唯一耳に入ってくるのは有線の昭和歌謡だ。ぬるめの湯に浸かりながらしっとりとした往年の名曲に酔うことができる。
北海道が生んだスーパーシンガー・五十嵐浩晃の「ペガサスの朝」などの流れる中、ゆったりとした時を過ごした。「次の曲が終わったら出よう」と決めた私の心は穏やかさの極地にあった。
刹那、スピーカーから
「♪アチャーーーーーーー!」
とけたたましい声。モンキーマジックである。ゆったりも穏やかもぶち壊しだ。好きな曲だが今じゃない。
With a little bit of monkey magic.
Every things will be all right.
ちょっとした猿の魔術で全部上手くいくぜ!ってところか。今じゃないけど、なんかありがとう。
月見湯のラドン泉wこの曲が終わったら出よう、っていうのすっごいわかるw
ラドンさんでかかった曲にグッときて、思わずホロリ😢なんてことも私はあります。
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