【閉店】湯めらんど
温浴施設 - 北海道 札幌市
温浴施設 - 北海道 札幌市
ウィズコロナ時代。新たな価値観や生活様式に基づいた判断が求められている。
代表的なのはマスクだ。外すタイミングがわからん。
もちろん脱衣場での話である。
自分のためにも人のためにも、マスクは1秒でも長くしていた方が良いに決まっている。
しかし、マスク外しを最後に回すということは即ち、フルチンマスクおじさんの参上を意味する。
色々と思案した結果、マスクは最後から2番目、パンツの前に外すこととした。トリがマスクで大トリがパンツだ。紅白でいうならば、マスクが石川さゆりでパンツが北島三郎である。
パンイチマスクおじさんもどうかとは思うが、フルチンマスクおじさんよりはよかろう。
昨日まで真夏日を連発していた札幌だが、今日は最高気温が20度を下回っていた。赤道ギニアからシベリアに送られた気分である。そんな中、パンツもマスクも脱ぎ去った私を湯めらんどは温かく迎えてくれた。
グッと気温が下がったうえに今日は雨だ。
雨の外気浴、嫌いではない。単純に雨粒が火照った体を冷ましてくれる。
そして「雨の外気浴」という響きが叙情的だ。八代亜紀あたりが「雨の外気浴」という歌を唄っていても何ら不思議ではない。「それは『雨の慕情』だろ?」などというツッコミは野暮である。
なにがウィズコロナだよ馬鹿野郎。
with t.komuro世代であるオッサンのボヤキは恋しさと せつなさと 心強さを伴って水面の泡となった。
教科書は何も教えてはくれない。
毎回オチが素晴らしいす!
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