望月湯
銭湯 - 北海道 札幌市
銭湯 - 北海道 札幌市
午前中に健康診断を終え、ひと息ついてから望月湯へ。
受けておいてこんなことを言うのはよくないが、私は健康診断が嫌いだ。
短期間とはいえ禁酒、禁煙、断食を強いられた挙句、血液やら尿やらを搾り取られるだなんて、もはや拷問だ。
拷問の極め付けはバリウムである。変な粉と変な汁で腹をパンパンにしておいて「ゲップをするな」とは何事か。無理な注文である。無理過ぎて「とんちか何かか?俺、一休?」と思っていた。
この時点で屏風の虎を捕らえるのと同じくらい無茶なのだが、地獄は続く。
変な機械の台に寝かされ
「お尻の左側を少しあげてください」
「右に3回、回ってください」
などとほざきやがる。
しまいには
「逆さになるので手すりをしっかり掴んで頑張ってくださーい」
だ。
いやいや、ニュートンが何を発見したのかお前知ってんのか?それともあれか?「ゼロ・グラビティ」観てから来たのか?重大インシデントの防止策が「頑張り」って正気か?
拷問フルコースを耐え切った私は病院を足早に出て、喫煙可の食事処に飛び込んで久しぶりのニコチンとメシを堪能した。我慢の果てに待っていたのは、この上ない快感だった。
腹の具合を気にしつつの望月湯は、いつもと変わらなかった。腹も大丈夫だった。
ただ、季節のせいか水風呂は私の手に負えないレベルとなっていた。冷たすぎる。
耐えに耐え、外気浴ではなく内湯へ飛び込んだ。
我慢の果てに待っていたのは、この上ない快感だった。
まるで望月湯で健康診断したかのような内容w
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