望月湯
銭湯 - 北海道 札幌市
銭湯 - 北海道 札幌市
先日「住みやすい街ベスト10 in 北海道」というようなネット記事を見かけたので、我が白石区は何位かなと目を通したところ、見事に圏外だった。
「この八百長野郎!どうせ電通とか博報堂が一枚噛んで変なことしてんだろ!」
一瞬だけ激しく憤ったが、すぐ冷静になり「いや妥当か」と思い直した。
私の語彙力で白石区を説明しようとすると、放送禁止用語の使用を避けることができない。そういう場所なのだ。
通算で15年ほど過ごしているが、いろんな体験をした。「郵便物が盗まれた」「一夜のうちにマンション中の表札がなくなった」「裏の小学校に通う女の子が誘拐された」「隣のアパートに住む住人が誘拐犯だった」「シャブ中のオッサンが逃走し規制線が張られまくった」などなど、大小様々なアトラクションを味わった。
言わせていただくが、白石区にだってよいところはある。信号が赤だと車は止まるし、蛇口をひねると水が出る。最高だ。
そしてもっと最高な理由は、風呂屋がたくさんあることだ。
いや、「たくさんあった」というほうが正確かもしれない。ここ1、2年ですっかり数は減ってしまった。
でも、個性豊かないくつかの風呂屋が逞しく生きながらえている。
白石区の風呂屋文化がいかに形成されて熟していったのか。理由はわからない。
わからないけれど、白石区の「陰」があったからこそ「陽」として発展したのではないかと思う。
仕事帰りにふらりと立ち寄った望月湯のサウナ室で小難しく、しかし不毛な考えを巡らせた。
嫌なこともたくさんあったけど、住めば都というではないか。
仕事帰りにふらりと立ち寄れる素敵な風呂屋がある。それ以上、何を望むのか。
望月湯があるのは豊平区。3セット目の終盤に気がついた。
我が東区も全裸男とか熊がでますな。 札浴加盟の銭湯も見事にマイナーどころばかりで… でも住み良い街ですʅ(◞‿◟)ʃ
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