井草湯
銭湯 - 東京都 杉並区
銭湯 - 東京都 杉並区
伝えるという事
軽く夕食済ませて、腹ごなしにチャリ走らせると言い残して銭湯タイム。「今日はどこまで?」というから「井荻」って返したら「今日は近いのね」と。うん、段々感覚が麻痺して思う壺。これならチャリ銭湯も捗る。井荻は電車だと乗り継ぎになるしバスだと時刻表に縛られるけど、チャリなら気軽に行ける。今後中央線や西武新宿線、京王線沿線に行くのもいいなぁ。ただし、今日は寒の戻りもあるから湯冷めしない程度の片道4km強。
銭湯がなくなるこのご時世に、2018年に戸建てで建て直す気概が嬉しい井草湯。代替わり毎に建て替えられて今が三代目。設計は鳩の湯(国立)や清水湯(南青山)と同じ事務所で、紆余曲折あって3/12に遂にオープン予定の朝日湯源泉ゆいる(川崎)も同じ事務所だとか。そういや井草湯の入り口の靴箱とか券売機、多分清水湯と同じメーカーかな。あ、因みに滞在90分制限がかかってます。
この事務所はタイルにこだわりがあって浴室が面白くなるけど、井草湯は木とタイルアートで演出する和モダン感。黒に白のストライプ、ストライプ部分に咲く麻のタイルアートが美しい。一番下に銭湯ロゴ入りのアクリル板の湯船の説明書きや、水流がぶくぶくしてなくて強めのジェットにも共通のDNAを感じる作り。ただ、ここには子供も安心して入れる水深浅めの子供風呂があって、壁にお湯を流すと鹿威しになる仕掛けが。流石におっさん一人だと照れくさくて流せないけど。
サウナは男性のみにコンフォートサウナ。L字の座面に座席制限の表示があって、10名収容の座面が丁度半減。鳩の湯みたいな蒸発皿がボコボコ言ってる感はないけど、適度に湿度があって喉に負担も無くて気持ち良い。テレビは「はじめまして!一番遠い親戚さん」。見ながら1セット10分少々を90度弱のサ室でのんびり。
水風呂は三段になってて、二段目からバイブラが出てると油断してると奥がもう一段深くなってるから要注意。まぁ、湯船のヘリに頭をのっけると丁度バイブラに体を委ねたラッコちゃんスタイルになれるので段差関係ないけど。水温も17度中盤に設定されてるので、ちょっと長めにコンフォートしてもスッキリと冷やせる柔らかい井戸水。しっかり冷やし休憩カットして3セット。
最後に露天で休憩し、露天炭酸泉で四角く切り取られた夜空を眺めながら今日も多かった家族連れを思う。銭湯すたれば人情もすたる。親から子に銭湯文化が伝われば公衆のマナーも伝わる。思えば最近各地で問題になってる若い子のマナー。親が銭湯を使わない世代だったのかな…とかね。彼らにマナーを伝えるのは誰の役目なんだろう。
サウナ施設と違い銭湯だとほぼ自転車置き場が設置されてるので良いですよね。暖かくなってきたので私も最近は自転車こいでます🚴♂️ 乗り換えとか考えなくていいので楽っす。
ここ、職場から一番近い銭湯なんですよねー。レポありがとうございました。 オー、行ってみたくなってきた(≧▽≦)
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