カプセルイン大塚
カプセルホテル - 東京都 豊島区
カプセルホテル - 東京都 豊島区
定時だ。
ムシャクシャというか、胸糞悪いというか、そんな有象無象のつまらぬ仕事のストレスを払拭するためにサウナがある。サウナはその為にあると言っていいんじゃないか。折角定時で上がったのだから妻と子供が待っている家庭に一目散に帰り、家族サービスをせよ!というイクメン神の啓示はまたしてもおりてこなかった。そこで2回目のCIOである。カプセルイン大塚だ。この街はまたしても雨だった。
鶴田友美という完全無欠なレスラーが居た。三沢光晴の壁となって立ちはだかった大きすぎる存在。嘘か本当か分からないが、三沢のエルボーが何故あれほどの破壊力を持つようになったのかは、鶴田に勝つためだったと言われる。磨き上げた武器なのだ。鶴田に無いもの。打撃技。ある意味、反則とも言える肘鉄砲。私は三沢のエルボーで相手が腰砕けになったり、吹っ飛ぶ瞬間が好きだ。気持ちがいい。あんなエルボーを受け切った鶴田が頭を自分の手で叩きながら、平気だよと言わんばかりの渋い顔をし、オーと拳を突き上げる遠き昔の記憶…。そこからの急角度バックドロップ3連発。あの試合、三沢は地獄をみたと思う。
そんな鶴田割で今日は入場する。
この前も感じたけれど、ここのサウナは長く入っていられる。10分11分12分。カラカラと熱い感じはあるけれど、どこか優しい空気が流れている。そして誰も居ない静かな空間。余計な音が少ない。必要最低限の音がある。本当に貴重。これを味わいに駒込、巣鴨を突き抜けた甲斐ある。周りに気を使う必要がない。今後、人気が出たら台無しになりそうなものだけど、2セット目から相席した元からの常連さんみたいなTwitterはます知らないだろうおじさんは、非常にマナー良い人だった。元よりいい空気が流れていたのだ。そして水風呂が冷たい。この前より全然冷たい。18°と計測したけど、体感16°くらいだった。あまみが1セット目から出現。
先月、元ゴング編集長の小佐野氏による「永遠の最強王者 ジャンボ鶴田」という本が上梓された。こういうルポ的な本が大好きだが、仕事が忙しくて、まだ買えていない。越谷市からの給付金は即刻、妻の手に握られた力無き家の主。鶴田割で浮いたお金を使って鶴田本を買おう。
Twitterの中の支配人。
今日も仕事中に話しかけてしまい、すいませんでした。
また行きます!
仕事のストレスは家庭に持ち込まず、先にサウナで汗と共に流すのは正解かと思います。 三冠戦の鶴田のバックドロップ3連発は無慈悲でしたねぇ。思い出しました。あと菊地毅へのキチンシンクと。
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