天然温泉 凌雲の湯 御宿 野乃 浅草
ホテル・旅館 - 東京都 台東区 宿泊者限定
昨日は思うように事が進まず、あきらめの様相。振り返ればサウナを口実に酒が飲みたいだけじゃないかって卑怯な手口に自分で気付く。ほとほと呆れる。
タイトなスケジュールはしっかりと計画的に事を運べる人の才能であって、僕のは、手当たり次第ぎゅうぎゅうに詰め込んだだけ。ただの欲張り。醜い。
そんな失敗の中にも間違いないものはあってそのひとつがこちら。アルコールの誘惑が立ち込めた通りの奥にある。花やしきの向かい。とてもきれい。
やさぐれたまま飲む酒の後にかわいく盛られたラーメンが振る舞われる。優しい。矢野顕子の歌うやつ。それを戴いてからここで皆さんとお話して眠る。朝に備えて。
浴室は落ち着いた黒が広がる暗めの色調に所々ライトの光が当たっている。お湯も黒く、その光がお湯を照らし、反射した揺らめきが天井に映る。綺麗。それを見ながら身体を暖めてからのサウナ。温度は９０度から段々上昇し１００度手前まで。木の温もりの壁にTVとストーブ。天井は白だと会社を思い出させるという意味のがっかり素材。でも、ここは石みたいな色に化粧して完全別物に変身。１１分。水風呂が壺湯の器でお一人様用。ざぶんと浸かると水が溢れてざーっと流れる。しっかり冷たい。気分が良い。１分。
休憩には椅子が３つ。扇風機の対面に腰掛けそよ風を受けとめる。まだ紺色の空を見上げる。そこに座る度に青が薄まっていき、雲の白が混ざる。ゆっくり休む。３セット。
歯みがきし、マスクの下の無精の証２週間分を剃り落とし男前…になれる程世の中簡単にいかないのは割と深く理解している。しょうがないので上がる。
いつもお昼に会社でヤクルト飲んでいます。菅原小春の凛としたポスター見てから。だからお風呂上がりに用意してある類似の品を戴けるって嬉しい。少し休んでから支度して帰ろう。あ。朝ごはん食べて薬物投与しなきゃ。
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いつもありがとうございます。なんだか上手くいかない時ってありますよね…。フジイさんの綺麗な文章が連なるサ活にとても惹き込まれます✨これからも楽しみにしてますね(*^^)
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