サウナ:10分 × 1
水風呂:1分 × 1
休憩:10分 × 1
合計:1セット
今日で最終営業となる京都伏見の呉竹湯。数日前の記事が強く心に残り訪れました。
壁面のタイルに描かれている渓谷の景色を湯槽に浸かりボーッと見つめながら、同じように身体を委ねてこのタイルの景色をボーッと見つめた知らない人達が沢山、本当に沢山いたんだろうな。
3つの段で連なっている浴槽は、どこも底面に魚が描かれていて、上段から流れる水流で水面が揺られてまるで魚が泳いでるかのように見える遊び心。
サウナ室の入り口の壁面には
「ラドン」「イオン」「トロン」と文字が並んでいて、柔らかいフォントが抜けた感じで可愛らしい。
「あなたここでよく会ったね、寂しいね」
と、もしかしてこの人達はしょっちゅう顔を合わせていたのに今日最後の日に初めて言葉を交わしたのかな?と思ったり
「ここが家から一番近い銭湯なんだよー」
と息子に話すお父さんや
「いつから来てたかな」
と互いに昔を懐かしむ常連さん
聞こえてくる会話のほとんどに漂う歴史と哀愁に、初訪問の自分でさえどこか哀しく
しみじみ1セット。
61年間お疲れ様でした
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サウナ:8分 × 3
水風呂:2分 × 3
休憩:10分 × 1
合計:3セット
一言:
年末に閉店されるということで訪れた呉竹湯さん。
サウナもなんというか、言葉で表現できない、味わい深い空間。
簡単な言葉を使えば「レトロ」なんだけどね。
なんと表現したらいいかわからんが、昭和の夜行列車に乗ってるような感覚。
いや、乗ったことないんだけど。
もしくは、昭和の炭鉱?
…わからん。
「〇〇資料館」みたいなところに出てきそうな感じ。
壁についたでっかいスピーカーから流れるAMラジオをぼんやりと聞きながら、
のんびり汗をかきました。
開業されてから64年と2ヶ月。
旦那さんの御年91歳。
歴史を感じた。
最後に行けてよかった!
ありがとう。
そして、お疲れ様でした。
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