日本から3時間のバーニャ天国! ウラジオストク「オルガさんのバーニャ」で、 凍った水風呂にダイブするまでの記録!

日本から3時間のバーニャ天国! ウラジオストク「オルガさんのバーニャ」で、 凍った水風呂にダイブするまでの記録!

こんにちは!バーニャ大好き!Sauna Camp.です!
みなさんはバーニャ好きですか?僕は大好きです!

いきなりバーニャ、バーニャ連呼してすみません。
バーニャとは、サウナを意味するロシア語らしいです。
「もちろん知ってるよね?」みたいな雰囲気だしてごめんなさい。

さて、以前から憧れていた、世界一アツいと噂のロシアのバーニャ。
ついに念願かなって体験してきました!
同行してくれたのは、サウナ友達のかぼちゃさん、ぷいぞうさん。

あまりにも楽しく濃厚だったウラジオストクバーニャ旅、
何回かに分けてレポートしていきます。

日本から3時間、ロシアは意外と近かった!

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今回訪れたのはロシアの極東「ウラジオストク」。
ロシアと聞くと遠い異国のイメージですが、なんと成田から片道3時間弱!近い!
さらに2017年夏から観光ビザが緩和され、グッと行きやすくなりました。
航空券も旅行時で諸税込み往復3.3万円と、東京から大阪行くのとかわらない…。
国内サウナ旅と変わらない予算と時間で遊びに行けます。

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ウラジオストクの街並みは完全にヨーロッパ!
この近さにして、異国情緒たっぷりです。
軍港都市ゆえ観光スポットはそれほど多くないですが、
ヨーロッパの建築や文化、風土を楽しめます。なによりバーニャ天国!

訪問した12月は、最高気温がマイナス8℃、最低気温はマイナス20℃。
「そんな気温で外気浴とかできるのか…?」と不安もありましたが、現地の人にいわせれば「バーニャは冬が最高」とのこと。それなら…!と覚悟を決めました。

ウラジオストク旅の難点をあげるとすれば、言葉の壁でしょうか。
空港や一部のホテルは英語が通じますが、街中は基本的にはロシア語オンリー。
Google翻訳などスマホアプリ準備していかないと、コミュニケーションで苦戦するのは必至です。

旅行計画時にバーニャ情報をWEBで調べましたが、正直よくわからなかった。
できれば現地で愛されているバーニャに行ってみたい。
そして、できるだけ現地の人とコミュニケーション取りたい…。

そんな事情もあり、今回は現地ガイドをお願いしました。

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「こんにちは!姉妹でバーニャ旅をガイドするよ、よろしくね!」

うん、来てよかった。
ていうか生きててよかった。
ぼく、こんな夜を探してたわ、深夜高速で。

最高だよ、ウラジオストク。
この天使たちが2日間ガイドしてくれるんだよ?
おそロシアどころか天国だよ。生きててよかった。

個人経営のレアスポット
「オルガさんのバーニャ」

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さて、すでに優勝は確定しましたが、レポートを続けます。
今回紹介するのは、ウラジオストクで個人が経営するバーニャ。

ガイドさんに「凍った池や湖に飛び込めるバーニャはないかな?」とリクエストしたところ、
すごく評判の良いバーニャがあると紹介してもらいました。
もともとオルガさんという方の別荘で、紹介があれば貸してくれるとのこと。

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お目当ての凍った水風呂がこちら!
うぉおお!表面バッチリ凍ってる…!!
テンションと緊張が一気に頂点に達しました。

写真はオーナーさんが氷をすくって準備してくれているところ。
本当にこれに入れるのだろうか…ちょっと不安になってきた…。

余談ですが、なぜか庭に卓球台がありました。
夏に旦那さんや息子さんと楽しむ用とのことです。なんかいいな。

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室内はピカピカで、部屋にはHARVIAのストーブが!
ここで薪をくべ、バーニャを温める設計のようです。
奥がシャワーとバーニャですね。

ウラジオストクのバーニャは基本的に時間単位で貸切なので、
このバーニャ別荘を自分たちだけで存分に楽しめます。素敵!

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「熱いのが好きか?じゃあ様子を見て薪を足してあげよう」とオーナーさん。
リクエストに応えてくれるという贅沢…。

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サウナ室はこんな雰囲気。
ストーブはリビング側から薪を焚べる仕組みです。

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汗流しは「ボーチカ」に溜まった水をかぶります。ボーチカはロシア語で樽という意味。
池袋のタイムズスパ レスタにも、ボーチカありますね。
ボーチカとは別に、温水の出るシャワーもありました。

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当たり前のようにサウナハットが常備!
ウラジオストクのバーニャはどこに行ってもサウナハットがありました。
バーニャはサウナよりも湿度が高いので、必需品に近いようです。

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そしてこれ!ヴェーニク!
ロシアではヴィヒタではなく、ヴェーニクと呼ばれています。
基本的には白樺やオークなどが多いとのこと。
ヴェーニクは「箒、はたき」という意味のロシア語です。

憧れのバーニャへ入室

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バーニャに入ると、室温は85℃ほど。
湿度がなくカラカラでしたが、ロウリュが前提にあるからだと思います。
ロウリュしながら湿度を調整し、体感温度をあげていきます。
完全なプライベート空間、静かに目をつぶり、熱を楽しむ。冬の日差しも心地よい。

ロウリュをすると、狂暴な熱が身体を覆い、大発汗。
じっくりと身体を暖め、ついにこの瞬間を迎えます…

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GO!

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GO!GO!

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GO!GO!外気温マイナス8℃!

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うぉおお!?おぉ!あ、意外といける!
もちろん水温は0℃!

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バーニャ最高!!!
と思ったのもつかの間、ものの10秒でもはや痛い!
「ヤバいヤバいヤバい!!」と離脱!

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0℃の水風呂から、マイナス8℃の外気浴。
なぜだろう、全然寒くない…むしろ心地よい。

瞬間的に身体の表面をキュッと締め、外気浴でゆるやかに冷やす。
この気持ち良さは確かにクセになる…キンと冷えた空気がうまい…。

個人的な好みですが、水風呂と比べて外気浴の重要性はいままで低かった。
しかしこれを味わうと「あぁ、これが外気浴の魅力か…」と気付かざるを得ない。
ありだなぁ…この楽しみ方…最高に気持ち良いよ…外気浴、いままでごめん…。
アウトドア系のくせに、なんか軽視しててごめん…。

このあとむさぼるように3セット楽しみました。

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オルガさんのバーニャではウィスキングを頼まなかったけど、
「やり方はわかるから、少し体験してみる?」と天使たちから申し出が。

日本のみなさん、お元気ですか?
ぼくたちは、いまこの世に生を受けたことを天に感謝しています。

ちなみにウィスキングとは、ヴェーニクを使ったマッサージのようなもの。
プロによるウィスキングも体験してきましたので、次回以降にご紹介します。

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ガイドさんたちと記念の1枚。
タナカカツキ先生、スカイスパのみなさま、
ぼくたち、ロシアのバーニャでサウレちゃんに会いました。
実在したんですね、サウレちゃん。

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オリジナルTシャツ作りに興味をもっていたオーナーのオルガさんに、
「湯の泉という素晴らしい温浴施設のTシャツだよ」と恣意的な紹介をするかぼちゃ氏。
いや絶対ニュアンス伝わらねえだろとおもったけど「COOL!」とお喜びだった。

1枚のサウナTシャツが、海を渡って交流を生んだ瞬間である。
まぁ、他にも交流する方法いっぱいあったと思うけど。

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ビーズで描かれた絵。バーニャを楽しむおっさんとおばさん。
完成させるのけっこう苦労するはずなのに、絵柄がコレってとこがすごく良い。
日本の風呂・温泉愛と近いものを感じる。

オルガさんのバーニャは日本人も歓迎

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オルガさんのバーニャは個人経営のため、ホームページなどはありません。
住所も非公開になっているので、訪問ハードルはちょっと高め。

でも施設の使い方ブックに日本語を用意してくれていたり、歓迎ではあるようです。
日本人のお客さんは、僕らが最初とのことでした。

今回6施設を訪れましたが、一番綺麗でピカピカのバーニャでした。
冬はバーニャとして最高だし、夏はリゾート滞在もいいなと思える施設です。

ウラジオストクの貸切バーニャは、どこも基本的に予約必須。
現地のガイドさんに予約を依頼するのをおすすめします。

次回は、ウラジオストクのパブリックバーニャをご紹介します!

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2024.09.19 13:39
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