湯どころ みのり
温浴施設 - 岐阜県 羽島郡岐南町
温浴施設 - 岐阜県 羽島郡岐南町
今、色んな意味で熱いと私の中で話題の「みのり」に2回目の訪問。
みのりは整い椅子のほとんどが屋外にあるため、天気を確認してから向かう。
入浴料金は名古屋と比べ価格破壊と思うほど安いが、名古屋から向かうため電車賃を入れるとウェルビー栄フリーと同じくらいの金額になる。
だが、その価値があると断言できる魅力がある。
フィンランドサウナ→高温サウナ→フィン…とセットをこなす。
ここのサウナは、どちらも湿度が高く温度以上の満足感があるため、どちらかが満員でもそこまでがっかりしなくて良いのがうれしい。
さあ、整いの時!とリラックスしかけたその時だった。
春風に吹かれ屋外のプラスチックの時計が外れ、整い中のおっちゃんに直撃!痛っー!?と叫ぶおっちゃん。心配する周りの人。その後無事だったようで皆笑顔となる。怪我もなく無事でよかった…が整いはどこかに消えさった。
仕方ないので、ミュージックサウナとロウリュウサウナと漫画で鋭気を整え、夜の部に期待をかける。
この時期の夜の外気浴は正直寒いため、中々リラックスできず、整いには至らない。
なので、私は館内着での大休憩に全てを賭けることにした。
実は私のサウナ人生でも初の試みである。
「医者が教えるサウナの教科書」が私の原点だったため、この中の水風呂から休憩までの導線は短くスピーディーに、が大前提で、館内着を着て休憩スペースまで行くというタイムロスは私にとって犯したくないリスクだったのである。
私は、静かにそして素早く着替え、足早に一階の休憩スペースのハンモックに向かう。
この時に私に話しかける者がいたら鉄拳制裁していただろう。
「サウナーの休憩への道を邪魔することなかれ」と聖書にだってきっと書かれているはずである。
そこでふと気付く。服を着たならば寒くない…ならば外気浴でよくないか?
迷いはある。だが直感を信じ1階外気浴スペースのインフィニティチェアに座る。
そして深呼吸。
あ、きた。整いがきた…。
人間とサルの違いはなんだ?色々あるが、衣服もその答えの1つに違いない。
服を着るという行為は無防備な体を守り、リラックスへと繋がるのだ。整わないはずがない…などと整いながら考えていた。
ありがとう。時計が落ちてくれたお陰でまた1つ世界が広がった。偶然に感謝。
…それはそうと危ないので時計は落ちないように確り固定してほしい。どこに付いていたかわからんけど。
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