大盛り

2023.01.13

1回目の訪問

「ほっ」とマイルドなサウニング。

銭湯サウナの最高峰と呼び声高い、堀田湯さんに念願の初訪問。会社に午後半休をもらい、職場の新宿から電車で1時間ほどで西新井に到着。そこから8分近く歩き金曜の15時過ぎに到着。
館内に入る前にスタッフのお姉さんがあたふたしている模様。機械の不良によりお風呂が温まっていないということで、常連と思しきおばさんたちに一生懸命説明をしていた。お風呂に入れないということで諦めて帰る常連さんも多い模様だ。そうだ、そもそもここは銭湯なのだ。地元に愛される施設の光景を見て安堵する。
お風呂もしっかり楽しみたい自分にとっては悲報だったが、1時間以上かけてようやくやってきて、帰るという選択肢はないため、サウナだけを楽しむことにした。
洗髪洗体をして露天スペースのサウナに入る。サ室行列ができる施設としてビビっていたけれどもこの時間はまだそんなに混んでいない。サ室の中は2段構成、上段下段、6名から7名ずつのキャパだろうか。運よく上段に着座する。ファーストインプレッションは湿度。おそらく15時のロウリュウ直後だったからだ。温度は良く言えばマイルド、悪く言えばぬるい。室温は90°。湿度を感じる一方で、なかなか汗が出ないタイプ。スパアルプスに近い印象だ。
その後、通常の仕上げの時間である8分が過ぎるが、脈拍は130をいったりきたりしている。汗の出方は中。10分を経過したところでサウニングに飽きて退出する。
ここもお目当ての一つであった深い水風呂に入る。広さと深さ、たっぷりの水量で体を締める快感。水温は17℃のため、長めに入っていれられる。
休憩スペースは銭湯サウナというジャンルを考えれば、十分なスペック。休憩スペースも椅子に座れないような混雑もなく快適に休むことができた。中庭にある木に実っている柑橘は何の実だろうか。とても良い雰囲気。
その後オートロウリュの時間に合わせて入るも、瞬発的な熱さは感じるけれど、滝汗がじわじわ出るような感覚には程遠く、体はいっこうに仕上がらない。下段では物足りないため、自分だけでなく、サウナハットのロゴから全国から来たと思われる手練れのサウナーの人達は上段が空くと、大急ぎで上がっていく。マイルドセッティングにより、みなロングステイ型のサウニングになるため回転率が悪く、これがサ室行列のイチ要因になっているのかなぁーと感じた。水風呂と休憩が気持ちいいだけに個人的には残念。その後2セットを加えたが不完全燃焼。サ室行列ができ始めた16時過ぎに失礼させていただいた。
アチアチのサウナではなく、ゆっくり、ほっとできるこのサウナのセッティングを好む人も多いのかもしれない。

大盛りさんの堀田湯のサ活写真
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