おふろの王様 瀬谷店
温浴施設 - 神奈川県 横浜市
温浴施設 - 神奈川県 横浜市
久しぶりのホーム“瀬谷”やって参りました
本日、第三土曜日は大和駅前にて骨董市が行われておりました。
流行病の勢いにこちらも今年の6月から二年ぶり?の開催、業者様も趣味の買い手も長らく待っておりました。
いつも仲良しのお店の方も、お久しぶりの顔馴染みも、市の活気も帰ってきていまして素直に嬉しい限り。
愉しくうろうろしていると、初めての業者さんのところで私はいまだ持っていなかった
あったらほしいな品 に出逢い、佇まいに一目惚れ。
今回のものは 愛石家の中では『見通しが良い』とされ縁起物?の天然の孔の空いている川石。
永い年月を経て、向こうまで穴を通したロマン溢れる石ころです。
鑑賞石、水石は その形や様で敬称があります。
簡単なものですと
三角で かやぶき屋根の形をしている茅舎石(くずやいし)
平べったく形が整っていて広大な大地を思わせる土坡(どは)
石の肌の白い線が 流れ落ちる滝のように見える滝石、それに同じく月に見える、顔に───等の石
これを初め蒐集項目はそれこそ河っぺりの石の数ほどあります。
そのどれもが人の手の加えらていない造形様式に惹かれます。
私の恩師である画伯は、手に取りなれては癒され、眺めては心のサプリとも仰います。
賛否両論ありますが もらい錆や泥染まりを落とし、石肌と姿の純度を高めるべく
私は家庭で手に入る一番の薬品のサンポールに漬け込みます。
シュワシュワシュワっと、早くも隠れていた線の模様が出てきて翌日が楽しみです。
こいつの土台作りも楽しみだ
他には中々そそる前金具を見付けました。
鉄地に銀線金線を象嵌、鏨と切り金の妙
これも又、日本の金工の叡智の一つですね
剥がれもあり 向きも紋様も判らず、それが楽しい
鉄ものの赤錆はままですと進行してしまうので、風合いを変えぬよう早めに除きます
刀の鍔などの錆は熱湯を掛けたり、鹿角なんかでこそげたり、
そのあとは日光=紫外線に晒しては木綿で拭いてを繰り返し、黒錆=四酸化鉄の被膜を育てて行く…───
いやいやどの分野も色々と原理原則が面白いものです
では、石の手入れのあとは己のケア
これより黒湯に浸かり、一っサウナしてきます
久しぶりに
ラストまでヨロシクヨロシク!
※投稿途中で電源が切れてしまいました;
サウナ室の扉が新調されていました!
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