一関温泉 山桜桃の湯
温浴施設 - 岩手県 一関市
温浴施設 - 岩手県 一関市
くりこま高原駅に到着しレンタカーをピックアップ。本当は盛岡駅まで東北新幹線で向かいたかったが、なんといってもGW、盛岡ではレンタカーが予約できなかったのだ。さらに盛岡から南下し、花巻、一関、そしてくりこま高原でようやく予約ができた、というわけだ。
くりこま高原駅から高速に乗り運転すること約30分、最初の目的地である「一関温泉 山桜桃の湯」に到着。こちらは宿泊もできるとあって、朝から車がびっしり!外観はシンプルな作りだが、入り口にはカエルの置物が。中に入るとなにやらアジアンな音楽が鳴り響く。下駄箱に靴をしまい、受付へ。2時間コースを選択し、ロッカーの鍵を受け取り脱衣所へ向かう。途中、「観劇無料」の文字が目に入り、矢印の方へ向かってみると、立派な劇場があるではないか!よしかわ天然温泉ゆあみのもさく座のような大衆演劇が見られるようになっているのだ。
一方で館内を進むと、やはりタイだかバリのような雰囲気を感じる装飾が目立つ。和亜折衷の不思議な空間だ。さて浴室に入ってみると、落ち着いたシックな印象。左手の洗い場で体を清め、右手の源泉風呂へ。こちらの温泉は加温加水なしの掛け流しで茶色がかった灰色の見た目をしている。壁に記載の説明文によると、こちらの温泉は茶色の湯の花が舞うそうで、同じ泉質として石川県七尾市のの和倉温泉が挙げられていた。たしかに似ている気がしたが、こちらの方が圧倒的に湯の花が多い。和倉温泉は比較的クリアな印象だったと記憶している。
隣にはシルク風呂があったり、他には熱湯も設置されている。さてサウナはというと、3段構成でなかなか広々としている。テレビ付きで明るい空間になっている。サウナはメトスの長方形の大型対流式ストーブ、このタイプのストーブには珍しく、オートロウリュがついている。ただし水の出はそれほど良くなく、ちょろっと流れ落ちる程度。しかし適度な湿度を与えてくれる有難い存在だ。ストーブの上にはたんまりとストーンが乗せられているが、温泉成分のようなものがストーンを覆っていた。おそらくロウリュに用いられている水の石灰成分なのだろう。
サウナの後は目の前にある木製の浴槽の水風呂へ。チラーなしの心地よい水温。じっくり顎まで浸かって少しづつ体を冷ましていく。その後は露天エリアの木製ベンチでゆったり。この日は天気もよく、屋根に覆われた日陰は程よい涼しさ。こちらにもお風呂がいくつか用意されており、古代檜や陶器、また巨大な天然石をくり抜いた湯船など、バラエティ豊富だ。露天で浸かるこの天然温泉がとても気持ちよくて、いつまでも浸かっていたくなってしまったが、まだまだ岩手サウナ旅は始まったばかり。心を鬼にして浴室を後にし
男
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