神戸クアハウス
カプセルホテル - 兵庫県 神戸市
仮眠室で午前２時過ぎに目を覚ます。
浴室に降りると、まだそれなりの人が…。初訪問から２０年以上経つが、この時間にこの人数は初めて見る光景。２時前になると、清掃の人が重曹泉からお湯を抜きにかかるのだが、今日はまだ清掃準備中。これもまた初めて見る光景だろう。
寝起きにサウナはちょいリスキーなので、重曹泉で半身浴。体が多少目を覚ましてから軽く１セット。屋上で少しく思い出に浸る。去年の夏、急なスコールのあと、誰もいない屋上でビュンビュン吹く風を受けかつてないほどがっつり整ったことや、高野槙の水風呂にデビューした時の衝撃。寝転びスペース初利用で、うとうとして気が付いたら脱水症状になるかけた苦い思い出とか…。
施設としては、ネットブースに思い入れが。自分のノートPCのメンテとか、原稿作成の合宿とか、いろいろあったなあ…。
しかし翌日仕事である。きちんと休まねばならないので、このくらいで寝ることに。露天のホウ酸泉で少し温まりなおして仮眠室に。
７時に起床。名水風呂、重曹泉のあと、露天が絶妙なぬるさ加減。京阪神三大ぬる湯、個人的には
・スパワールド水素風呂。←廃止
・桜川のスパディオのラドン風呂。←閉館
・クアハウスの露天風呂（日による）。
の三つだったのだが、いよいよ最後の孤塁を守っていたクアハウスの露天が…。
悲しさを紛らわすために、〆に２セットで退館。朝の水風呂は、まだ体温で水温が上がっていないのでいつもより少しく爽快感が。仕事に向かう。
…ところが、午後遅い時間までかかるのを覚悟していた仕事が午前中に終了。こりゃ、戻るしかないですね。まあ今日はこれから夜勤があるのだが。整理券なく入場でき、今日は人生の勝ち組に回ったことを確信。
温泉は心置きなく味わったので、入館後、とりあえず３セット。体調とか、スケジュール関係なしに、ガラス窓から脳汁垂れ流しで水風呂を眺めるという、クアハウスならではのサウナの楽しみ方を堪能。最後の最後で思い残すことなく、お別れすることができた。
順子さんに挨拶をし、退館。
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