道の駅 上品の郷 (ふたごの湯)
温浴施設 - 宮城県 石巻市
温浴施設 - 宮城県 石巻市
寒波到来の中、きのうの三峰荘での外気浴がなんとも気持ちよかったので、近場でどこか他になかったっけと思いついてやってきたのがこちら。
今日も最低気温はマイナス2桁台とかなりの寒さ。とはいえ日中は風もなくきれいに晴れ渡り、こんなときこそあついサウナと冷たい外気浴の交互浴はたまらない。
1年ぶりくらいの来訪ですが、サ室はきっちりソーシャルディスタンスが保たれており定員5名の張り紙が。この空間ならもう2名くらい入れてもよさそうなものですが、5名くらいがゆったり入れて気持ちがよいですね。
コロナのおかげでサウナにもいろいろ制約がでましたが、たとえコロナが収束してもサ室内のソーシャルディスタンス確保のカルチャーは残って欲しいものです。汗だくだくのおっさんでぎゅうぎゅう詰めになっているサウナは、今後もうなくなっていいと思います。
さて。
オートロウリュのストーンサウナも素晴らしいですが、ここのいちばんはなんといっても源泉かけ流しの水風呂です。茶褐色の含鉄泉は湧出温度15.8℃ということで、温泉としては低すぎるものの水風呂としては最高の水温。おまけに含有成分量16,000mg弱と、かなりの濃度の塩化物泉でもあり、濃厚な成分が肌をしっかりと覆い尽くしてくれます。こうも寒いと体感10℃台前半くらいの冷たさに感じますが、成分がしっかりと羽衣をつくってくれ、冷たいながらも長く浸かってられるのが、真水の水風呂との大きな違いでしょう。
自分にとっては北海道・芦別のスターライトホテルと双璧をなす源泉水風呂かと。あちらは白濁硫黄泉でマイルドな肌当たりですが、こちらは硬派な含鉄泉。どっちも捨てがたいです。冷鉱泉の水風呂利用がもっと世の中に増えればいいのに。
水風呂で熱気を冷ました後の外気浴。外気の冷たさのわりに耐えられてしまうのはやはり水風呂の成分の濃さのおかげでしょう。床の冷たさをどうにかしてくれればベストですが、これはまあ仕方なし。木製ベンチから見上げる青空は、気持ち良いことこのうえなしでした。
ということであえなく昇天。爽快なサウニングができました。
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