京都 玉の湯
銭湯 - 京都府 京都市
銭湯 - 京都府 京都市
【1894年の出来事】
◯イギリスでマンチェスター運河が完成
◯露仏同盟成立
◯葉山御用邸完成
◯朝鮮で東学党の乱(甲午農民戦争)が勃発
◯国際オリンピック委員会設立
◯明治東京地震発生
◯イギリスでタワーブリッジが完成
◯日英通商航海条約調印、領事裁判権撤廃
◯日本海軍が初の連合艦隊を編成
◯日清戦争開戦
◯北里柴三郎が肺ペスト菌を発見
◯ドレフュス事件
◯ロシア皇帝アレクサンドル3世逝去、ニコライ2世即位
◯第一次エチオピア戦争開戦
◯京都玉の湯の創業
※NATSUのGENKIなご挨拶〜2025〜43施設目※
こんにちは。陳瞬春です。玉の湯さんが現在の寺町通り近くで銭湯を創業した1894年の出来事を調べてみました。やはり外交的にかなり重要な年だと思います。日英通商航海条約の調印により、明治初期からの懸念事項だった関税自主権の部分的に回復したこと、片務的最恵国待遇から相互化されたこと、領事裁判権が撤廃されて日本の国際的な地位が高まったことは当時の日本にはとても大きな一歩だったのでしょう。同時に、東学党の乱から日清戦争へと突き進むことになった年でもあり、激動の年だったと思われます。131年前の出来事です。
1894年から明治・大正・昭和・平成の世を生き抜き、新しい令和の世になっても京都の中心部でしっかりと営業されている玉の湯さんですが、生き残って行ける理由がやっぱりあるなあと思います。全体的に新しいことを積極的にやっているように思います。
★全体的に清潔感があってとても綺麗
使った桶や椅子はもとの場所に戻す、床を綺麗に水で流す、などのルールが徹底されており、常連や若い人もきちんと守っているように見受けられる。
★浴室が明るく、とてもポップな色合いである
・マリンブルーと黄色のステンドグラスがとても綺麗で爽やか。
・サウナ室の照明が左右でちょっと色が違っていて、それが味わい深くなっている。しっかり熱い。
・「SAUNA」と書かれた看板も欧米の感じがする
・サウナ室内のルールもしっかり告知されており、英語表記もなされている
・サウナ室を出てすぐの風呂の色合いが明るく、横に「玉の湯」と書かれたタイルが貼られていて、小憎い。小さい箇所にも遊び心がある。
・水風呂の口がライオンと羊になっている。ライオンの口は全体的に優しい顔立ちになっているのに対し、羊の口は実に兇悪な顔立ちをしている。出てくる水は京都スペックの水でどちらも同じ水で気持ちがよい。
★その他
・paypay以外の支払いも可能(d払いなど)
・130周年記念のグッズやTシャツ制作なども行なっている
老舗でありながらいろいろな工夫をしながら集客しているのがよくわかりました。
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