新世界ホシヲ

2021.10.22

1回目の訪問

名古屋遠征とともに予約を入れて、ついにきてしまった。
銭湯好きが高じてというかこじらせてサウナの世界に飛び込んで全国のサウナに想いを馳せる毎日。
しかし何軒お店の名前を知っていても体験をしなければなんの価値も持たないのがサウナである。全ては自分の肌で鼻で目で耳で舌で味合わなければならない。

そんな中でも異彩を放ちまくる
SaunaLab
足を踏み入れてきました。

サ道を始め、YouTubeや雑誌などでたくさん取り上げられている超有名店なのは周知の事実。
風俗店や居酒屋、BARの立ち並ぶ繁華街、栄にそれはあった。看板を見つけ、エレベーターで八階へ。

正直に言うと
はっきり言ってなめていた。

エレベーターを降りた瞬間から物語の中である。筆者は北欧に旅をしたことはないが、それでも現地を感じる。
まだスニーカーすら脱いでいないのに。立ち合いですでに土俵際である。

長い廊下を抜けていく。
ドラマでやってたとこだ!などといいながら。
受付をして、タオル類とサウナポンチョ、サウナハットを受け取りロッカールームへ。完全予約制と見られるお店の男性側ロッカーは全部で15ほど。

サウナの内容や店内のことは、文章などで知るべきではなく体験するべきことだと思う。そのくらいたくさんのアイデアが炸裂していて、今までに感じたことのない多幸感を味わった。これはひとりひとりの宝物になるもので、それぞれに感動のポイントが違うはず。これだけの有名店なので全く知識をいれずにというのは難しいだろうができるだけ情報をいれず偏見を持たずに来訪することをおすすめしたい。

とはいえ、ここ日本という場所で楽しんできたサウナという概念をことごとくぶっ壊してくるのは間違いない。
すごく斬新で強烈で忘れ難いサ活になった。

そんな中でひとつだけ。
我々はサウナポンチョとサウナハットを店内では常に身につけている。それによって個としての存在が薄まる錯覚に陥った。
個人的な見解だが、これこそがSaunaLab最大の魔法ではないだろうか。大袈裟ではなく童話の中の妖精になった気分。
確かにそこに他の人もいるんだけど、気にならないというか、奇妙な共有意識の中にいるような自由で解き放たれた感覚。首からぶら下げたロッカーキーがカラカラ鳴る音もそれを加速させるのだ。
ゲームのSkyや、もののけ姫のコダマのイメージ。ずっと私は森の何かだった。

滞在した3時間とにかくずっと幸せだった。
何度も発見をしに来ようと思う。

  • サウナ温度 80℃
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