サウナきさらづ つぼや
温浴施設 - 千葉県 木更津市
温浴施設 - 千葉県 木更津市
ついに来た。
個人的には遠征と言う程ではなく、行こうと思えばいつでも行ける。
そんな感覚だったからか、行きたいと思いつつもなかなか足を運べなかったのである。
バスで近付くと、すぐに外観で分かった。
開店直後に突撃。
初めてだと分かるやいなや、館内を説明してくれる。
ロッカーがなんだかノスタルジックな雰囲気を出しているなあ。
浴場はあつ湯が2つ、そして水風呂。
ありがたいことに、思ったより人は少ない。
さて、早速サウナへ。
あついな…。
まさに昭和ストロング。
茶色のサウナマットで落ち着いた室内。
一応メトスのストーブを使っているらしい。
そして。
気持ちいい…。
待ち侘びた水風呂。
水質が良いとは聞いていたが、その噂は嘘ではなかった。
西のしきじ、東のつぼやなんて言われるが、あながち間違いでは無い。
とは言え、少しばかりタイプが違う。
しきじは「とろみ」と表現されるが、まさにそんな感じで身体に纏わりつき、そして染み込んでいく。
対してつぼやはなんと表現したら良いのだろうか。
なめらかであり柔らかく、角が取れている。
しかし、この水にとろみと言う表現は少し違うように感じる。
どうにか言語化出来ないかと考えた結果、「肌離れが良い」水という所に辿り着いた。
柔らかさという点では両者共にあるのだが、つぼやはしきじのように身体に吸い付く、纏わりつく感じは無い。
水風呂を出る際顕著に現れるのだが、つぼやの水はつるんと身体から落ちていく。
出た後のスッキリ感が違うのだ。
他にも何となく言語化出来たのだが、下手に表現すると誤解を招きそうなのでこの程度に抑えておきたい。
要は実際に入って、欲を言えばしきじと入り比べていただきたい訳である。
これは今まで体感したことのない感覚で、唯一無二ではないだろうか。
そんなこんなで6セット。
そして休憩。
これもつぼやならではなのだが、出前が頼めるという事でカツカレーを注文。
食事も美味しいし、サウナ水風呂は言わずもがな。
そしてホスピタリティも溢れる。
帰るのが分かっていたかのように、会計の時には玄関に靴が並べられていた。
水風呂に驕ることなく、良質なサービスを提供するつぼや。
しきじより好みかもしれない。
またこよう。
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