八王子 松の湯
銭湯 - 東京都 八王子市
銭湯 - 東京都 八王子市
東京富士美術館で上村松園の展覧会を観た後、以前から気になっていた今井健太郎氏設計の松の湯さんへ。
八王子は車移動が前提なのか店前の駐車場は10台以上あってとめやすい。
八王子の歴史からレンガ、黒塀、路面電車をコンセプトにした内外装は流石のレトロモダンの格好良さ。地元に根付いた銭湯で14時オープンと同時に常連が流れ込む。
脱衣場、浴室ともかなりコンパクトでなかなか密な感じだがコロナがなければこういう距離の近いご近所さんの裸の付き合いは尊い。
脱衣場の上空には路面電車の代わりにNゲージの新幹線が走り子供たちのテンションが爆上がり。なかなか楽しい仕掛け。
浴室に入るとまず横山大観のモザイクタイルの富士山が目に入る。町田の大蔵湯の富士が金だとすると此方は銀のイメージ。
壁面から足下に視線を落とすと浴室床もレンガになっている。レンガの上を裸足で歩くのは初めてだったが悪くない感触。
カランの数は少ないが懐かしい丸窓タイプの鏡にシャンプー、ボディソープも備え付けられ良き。
浴槽も広くはないが炭酸泉、ジェットバス、水風呂、日替わりの露天風呂(本日は爽やかな香りの生レモン風呂)と必要十分なスペック。
サウナは銭湯としては標準的な定員8人上下2段の遠赤外線サウナ。TV付きだが照明が適度に暗く落ち着ける。浴室の混雑ぶりに比べると利用客4-5人程度で回転しておりまずまず。温度も90度前後で標準的だが上段ストーブ前は95-6度の体感で結構熱かった。
水風呂は3人は余裕で足が伸ばせるサイズ。水温は18度ほどだが結構オーバーフローしており新鮮な感じがして
悪くはなかった。ライオンの吐出口もいい感じ。
休憩は浴室と露天に1脚ずつ3人掛けほどのベンチが設置されている。導線は最高だがスペース的に足を伸ばせないのが此方の銭湯の唯一難点か。
とは言え姿勢を工夫しながらしっかりととのわせてもらいました。
サウナ10-12分 水風呂1-2分 休憩10-15分
×3セット
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