ゆ家 和ごころ 吉の湯
銭湯 - 東京都 杉並区
銭湯 - 東京都 杉並区
『懐かしい記憶を呼び起こす…
今と昔が入り混じる地元に根付いた憩いの場』
サウナ:10分 × 3
水風呂:1分 × 3
休憩:10分 × 3
合計:3セット
サウナログ:3.6
#私のサウナ日記
「吉の湯」がある場所は閑静な住宅街のど真中。一軒家が建て並ぶ道を進むと現れる。外観は昔ながらの銭湯。住宅街の雰囲気に溶け込み、いい意味で主張がなく、存在感を消している。
受付には沢山の椅子が並んでいた。きっと通常は多くの人が訪れて、列を成してるんだろうな。更衣室は清潔感がありながらも、昔ながらの銭湯感をしっかり残った雰囲気。気持ちも高まってきた。さあ、行こう。
前面には大きな窓が。明るい浴場だなあ。しっかり降り注ぐ日光に照らされる浴場はレトロな雰囲気を残してる。明るい浴場を横切って、話題の露天エリアへ。
街の銭湯とは到底思えない広さ。リクライニングチェア3脚含めて計6脚。日も差していて時間がゆっくり流れてる穏やかな空間だ。身体を清め、タオルで拭いてサウナ室へ。温度は100°弱。3段で6〜7名が入れそう。静かで熱い。少しずつ体感温度も上がってきて、水滴が肌に現れだす。TVを時折眺めながらあっという間の10分。滴り落ちる汗に満足して水風呂へ。
露天にある水風呂はやはりいいな。温度は高すぎず低すぎずの適温。是非ともリクライニングチェアに座りたいと思い、居心地良い水風呂で時間を調整。
いざリクライニングチェアへ。目を開ければ雲ひとつない青空が。風の音と、露天風呂から溢れて流れていく水の音、隣のサウナ室から聞こえるボイラー?の音に包まれながら整っていく。
お客さんも徐々に増えてきて、おじさんたちの楽しげな会話が聞こえてきた。地元の人達にとって欠かすことのできない憩いの場なんだろうな。日本中でサウナブームが巻き起こる今だからこそ遠方からもお客さんが増えたのだろうが、本質はやはり昔から長年、地元に愛される銭湯なのだろう。幼少期、父親に連れてってもらった銭湯がふと甦った。そんな懐かしい記憶に想いを馳せて、「吉の湯」を後にした。
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