筑紫野温泉 アマンディ
温浴施設 - 福岡県 筑紫野市
温浴施設 - 福岡県 筑紫野市
【福岡OLソロサ活】
『夏の終わりに想うこと』
今年も、夏が終わる。
24時間テレビが流れ、8月最終週の日曜夕方は子どもたちが宿題をしなきゃいけないのか、ひっそりとする。
もれなく筑紫野アマンディもそうだった。
賑わっているのだが、地元のおばちゃんらしき人が多く、子どもたちの姿は見えない。
入れ替え制ということで、訪れた日はバリ風の浴室だった。バリは行ったことがないのでわからないのだが、バリというより、どこかの温室植物園のような雰囲気だ。
ただ、コロナのせいで海外に鈍感になってしまった私は「風」というものにはなんとなくそういうもんなんだと思ってしまう。
サウナ室のテレビはもれなく24時間テレビだった。マラソンランナーが走り、アイドルが歌い、ハンディキャップを負う子どもが夢を叶えようとする。
いつもどおりだ。いつもどおりの夏の終わりなのだ。
ここのサウナは適度に熱く、適度に水風呂が冷たい。平均的に過ごしやすい。ぼーっとテレビを眺めていると、何も考えられなくなり、水を求める。
外気浴スペースもあり、外の椅子に腰掛けるとツクツクボウシがないているのが聞こえる。ここでも夏の終わりを知らされるのか。
夏、、、今年なにしたっけな。
フェスにもライブにも行ってないし、別に海に行ったわけでも夏祭りに行った記憶も無い。遠くに見える花火をみて、スイカバー食べたっけな。
いつから夏をこんなに蔑ろにしてしまったんだろう。夏が一番好きな季節だったのにな。
大人になると四季を楽しめなくなるのだろうか?水風呂の温度で夏だな〜とかしか感じれない。なんて切ないんだ…
いろいろな経験をしたことによって、感度をもっと研ぎ澄ませていきたいし、単純に楽しいとも思いたい。「くらし」をもっと大切にしていきたい。幸せであるには必要なことだとおもう。
そんな夏の終わりに想うこと。
水風呂後のうつつ時間にうっすら思いながら瞑想を繰り返す。心地よい夏のサウナだった。
サ10分≫水90秒≫休8分 ×3セット
女
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