第二宝湯
銭湯 - 東京都 杉並区
銭湯 - 東京都 杉並区
またまたやって来た「すぎなみ銭湯温泉めぐり」、今夜は天徳泉
しっかり温まった後、ハワイアン鳴り響く浴室で寝落ちするのが何事にも代え難い
プラベッドの隙間から意識が流れ落ちていくような感覚は何度も味わいたい
そんなことを考えながら楽しみにしていたのだけど、その裏では第二宝湯が改修前最後の営業だった
散々悩んだ挙句、天徳泉を1時間ほどで泣く泣く切り上げ、濡れた髪が乾かぬ内に第二宝湯へと向かった
今日は特別なこともなくいつも通りの日曜日
変わり湯はラベンダー
ここの変わり湯といえばやっぱりラベンダーのイメージがあるので1ヶ月ほどの休みに入る前にこれなのは嬉しい
ここに来るまでにしっかり温泉で温まって来たのだけど、やっぱりラベンダー湯にも浸かる
いつもより色が濃かった気がする
状態としては下準備を済ませて来たからさっさとサウナに入れるのだが、ついつい温冷間で往復をしてしまう
私と入れ違いでちょうど何人も帰ったようで浴室は空いていた
気が済むまでラベンダー湯を楽しんでからサウナに入った
ドアを開ける前に薄々勘付いたのだがほぼ満員だった
室温は高く、湿度も高いようだった
元々汗の出が良いサウナなのだが、今日は私の体調と噛み合ったのかものすごい量の汗が出た
まるでしばしの別れを惜しむ涙の代わりにと言わんばかりに流れ続けた
その後は少しづつ混雑が解消されていった
今日は脱衣所のエアコンが暖房になっていた
サーキュレーターはエアコンからの温い風を巻き上げる
扇風機からの風はそれよりも冷たい
ちょうどその合流地点にある私の体はふわふわしっぱなしだった
3セット終えて充分に汗をかいたので帰ろうかと思ったが名残惜しさが込み上げてきた
私の日常の一部、特に日曜夜の風景だったこの銭湯としばらくお別れするのは寂しい
閉店時間まで粘ろうかとも考えたけどいずれにせよ寂しくなるだけだからさっと帰る
数年前のリフォームで外装、内装ともにまだまだ綺麗だ
浴室のタイルはいつもピカピカでその他も清掃が行き届いている
その一方で夏には水風呂が濁ることもあった
立ちシャワーはまだお湯しか出ない状態だ
見た目は元気なのだが内臓はボロボロといった状態なのだろう
今回の工事は目に見えない裏側の部分だそう
いつまでもいい湯を沸かしてほしい
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