煮ゑ湯

2022.12.26

10回目の訪問

あつ湯マニアを自称するほどではないにしろ、あつ湯が好き

歩いて30分
私をここに来させるのはあつ湯への渇望だ

この界隈の銭湯ではおそらく一番、お湯の温度が高い
サウナも独特の質感があっていい

それなのに未だバレてない寄りの銭湯サウナ

駅から離れていることもあってか、地元住民濃度が高い
来てみると大体、受付の方と誰かがお喋りしている
今日もそうだった
帰りなんてお喋りの合間に下足札をポイと返された

ここではこれぐらいの扱われ方が心地いい
商売っ気のなさ、というか、もはや地元住民の生活風景の一部、のんびりした空気が漂う

脱衣所ではTVを囲って爺さんたちがじゃべっている
しかも大体、NHKのニュースが流れている

終始、こんな雰囲気なので、サ活だなんだと頑張るのは何か違うように感じる

気の赴くままにお目当てのあつ湯をむさぼる
深湯の方は、およその体感で45℃ぐらいあるんじゃないか、沸き上がる熱湯はそれ以上の温度
ジンジンくる熱さが体を襲う

茹で上がった体には、それほど冷たくない水風呂でもゾクゾクしてしまう

熱いから冷たいへの温度変化が骨にまで届いているように深く感じる
あつ湯の爽快感が水風呂で増幅する感じ
この感覚はクセになる

サウナ後に締めとしてじっくり楽しもうと、お楽しみは一旦、とっておく

少し休憩してからサ室へ
町銭湯のサウナと侮ってはいけないクオリティがあると思う
気取らない雰囲気の銭湯だが、その雰囲気のまま捨て置くのは勿体無いサ室

100℃ほどの室温で、湿度をあまり感じない
だけど長いこと入っていられる居心地の良さがある
空気だけでなく、座面や床の板でさえ肌触りがよく感じる
それと相まって、温冷交代浴後のリラックス効果のおかげで意識が飛び始める

思いがけず、あつ湯が深く刺さってしまう痛恨の、いや会心のミステイク

その後は脱衣所のベンチでジャンプを読みながら休憩

内容が濃くなり、いよいよ盛り上がってきたところで、ハンターハンターの連載間隔が変わる
それと同じく、これからだ、というタイミングで利用時間の目安の90分が近づいたから、サウナは2セットに留めて、温冷交代浴で締める

店を出てから40分ぐらい歩いて帰ったが、家に着いてからもまだ体は温かかった

眠い

煮ゑ湯さんの桜湯(さくら湯)のサ活写真
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