昭和湯
銭湯 - 東京都 中野区
銭湯 - 東京都 中野区
この道はいつか来た道
ああそうだよ、昨日来た早稲田通り沿いだよ
そしてそこから一本入った細道は夏以来
住宅が鬱蒼と並ぶ、アカシアの花など咲かない路地
隠された名湯を求め進む
━━この道を行けばどうなるものか
迷わず行けよ
行けば分かるさ
…で行ってみたら迷った今年の夏
今日は隠されてなかったようで、すんなりと到着
前回は女将さんだった受付は、今回は若女将
「ご・ゆっくり」という女将さんのコクのある言い方もよかったが、愛嬌たっぷりの若女将もいい
時間が余りなかったので軽い下茹での後、サウナへ駆け込む
隠された名湯のサウナは混まないことが一つの売りだったが、常時、4人は同室していて、そういう意味でも今日は隠されてなかった
途中、ドアを開けサ室へ入ると、いきなり一糸まとわぬ姿で、M字開脚で蒸されるお兄さんがお出迎え
…いや、そこは隠せよ
そんなん見せられたら、インリン・オブ・ジョイトイでもびっくりするわ
故・細木数子先生ならきっと顔真っ赤にして怒るわよ
おっぴろげ〜でおったまげ〜だわ
少々、面食らったが、座ってしばらくすると落ち着き出す
ほのかに聞こえてくる音楽や青白い薄明かりがムードを醸す
上段にいると肩にのしかかる熱は中々しっかりしたものを感じる
ただ、体がかなり冷えていて、下茹でも充分ではなかった為か、汗が流れない
水風呂はビキビキに冷えていたのでうまいこと噛み合わせることが出来ず、もったいなかった
結局、しっかりお湯で温まることに切り替えフィニッシュ
ホカホカで気分がよく、来た道とは違う道で帰ってみようと適当に歩いていたら、昨日来た上越泉の前へと続いていた
道は続く
明日にも昨日にも
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