煮ゑ湯

2026.05.10

1回目の訪問

こんな形で来るのはいささか不本意だった。

ネパドルLIVE(参加できなかった)のついでという後ろめたさは聖地に来た喜びを曇らせた。

なんとも複雑な心境で受付をすます。

靴を預けるシステムは初めてで少々面食らったが、それ以上に目の前で念入りに消臭スプレーをかけられる光景に他にはない恥ずかしさを覚えた。

建物の外観は経年の影響を見つけずにはいられなかったが、内装もなんとなく年季を感じる。

ロッカールームの奥のカーテンなんか、時が止まったような西日が透かしていた。

ロッカーに荷物を詰め、さっきまで風呂に入っていたから直でサウナに入る。

昭和ストロングとしか言いようがない熱さが全身を襲う。

ヒリヒリする。

不敬以外の何者でもない私に責苦を与えんとするような熱さだ。

思っていたよりもずっとコンパクトなサウナ室にデカいストーブが置かれ、加減を知らない熱さが渦巻く。

この熱さを楽しむ余裕などまるでなく、半ば敗走の形で水風呂に逃げ込む。

サウナ室の厳しさとはまるで真逆で、足を入れた瞬間にわかる水質の違い、底のタイルのツルツル具合が足裏を通して伝わってくる。

化粧水レベルの浸透どころか、オロナイン軟膏ぐらいの優しさだ。

気がつけば水風呂に入りながら両腕をさすっている。
(スベスベだから)

その瞬間、ここは水風呂を中心に立ち回るべきだと解した。

案の定、隣の湯の浴槽に入ると、肌触りは優しいがよく身体が温まる。

大垣まで来て温冷交代浴を繰り返すことになったが、これが最適解な気がする。

しばらく繰り返した後、改めてサウナ室に入るとさっきよりも幾分か肌に馴染む感覚がある。

身体が温度に適応したのか、心のやましさが薄れたのか、このサウナ室と和解したような気分になった。

そんなこんなで温冷交代浴2〜3セットにつきサウナ1セットの割合でペースを掴んだ。

休憩はサウナパンツだけ履いて、パウダールームの椅子に座り、サーキュレーターの風に当たる。
(サウナピアでサウナパンツを履修しておいて良かった!)

何セットか繰り返し、ご飯休憩をとった。

食後、再び浴場に戻り、何セットかまた繰り返す。

再度、食事処に行き酒を飲んだ。

昭和の面影残す雰囲気についついペースが上がる。
(この日のために吉田類を履修しておくべきだった!)


翌朝は1セットのみ。

剃刀負けの肌に容赦なく突き刺さる熱さだった。

支払いは現金のみで、Wi-Fiなんて気の利いたものはない。

ローカル色強めで昭和の香りがする聖地体験だった。

煮ゑ湯さんの大垣サウナのサ活写真
煮ゑ湯さんの大垣サウナのサ活写真
煮ゑ湯さんの大垣サウナのサ活写真
煮ゑ湯さんの大垣サウナのサ活写真

キリンラガー

コスパ(1本¥600)とかじゃなくて、大瓶文化が残っているのが嬉しくて計3本頼んだ🍺🍺

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