湯ごころ ゆるり
温浴施設 - 愛知県 春日井市
温浴施設 - 愛知県 春日井市
「サウナ鬱」なんて言葉があるかどうかは知らないが、ここのところそんな気分だった。
もっとも町銭湯の魅力に気付き、熱い白湯に浸かる事が何よりも尊いことの様に思う事が出来たのだから仕方無いのかもしれない。
所詮、自分ごときはサウナブームに乗ったミーハーだったのかもしれんし、、そんな事も考え始めていたところ。
「春日井 笑福の湯」"漆黒のサウナ"5回目参加。
いくらサウナ熱が冷めているとはいえ、これだけは何とか押さえておきたい。前回のランタンも良い感じだったし、またあの空間に身を置いてみたい。
浴室へ入るといつもより湯気が漂っていた。
心なしかおじさん達が少年の様に見える。
男湯浴室の壁に掛かる時計は4分進んでいる。
その時計で7時ジャストにサウナ室へはいる。
案の定、6時56分。最前列には外国人の2人組。
最近、ぬるいぬるいと書かれているサウナ室だが、今日はなかなか健闘してる。
笑福さんの努力だろうか?
"レジェンドゆうさんの熱波"であれだけの熱気にまみれた部屋なのだからポテンシャルはきっとあるはず。
ストーブ上や天井に溜まっている熱気の循環さえ出来ればこのサ室はきっと生きてくるはずなのに…
師匠から直接聞いた知識よりサウナ室を眺めていた。
"それでは、これより漆黒のサウナを開始いたします。ランタンのほうに電気を…火を着けさせて頂きます。"
灯された小さな炎。消されたテレビと照明。
内心、ランタンが倒れないか心配にはなるが、
その生きてる炎があるだけで気持ちが穏やかに。
照り返される汗で光ったオジさん達。
サウナ室の熱が回ると、水風呂も、外気浴も生きてくる。三位が一体となって初めてのサウナ行。
インフィニティがまた6脚に戻っていた。
露天の湯気にインフィニティの形が淡くゆらいでる。
色が変わるホタル湯が幻想的に見えた。
寒いほどでは無い澄んだ空気は本当に気持ち良い。
何もかもが気持ち良く思える。
いつの間にかサウナ鬱は終わったのかもしれない。
笑福さんで久しぶりにスッキリとなれた。
余韻を感じながら脱衣所で着替えていると、お父さんと一緒に来ていた小2くらいの男の子が一人で体重計に乗って戻ってくる。
「すごいすごい!保健室で測った時より体重増えてた。うれしい。何かポケモンのレベルが上がったみたい。」
良い気分で帰りました。
男
一度かるまるの薪サウナに行くといいよっ!真っ暗で薪の炎と15分は軽く入ってられるのにスゴイ熱。そして、考えすぎは良くないよー代の足しに❗️
熱い白湯に浸かる事が何よりも尊いことに大共感と、サウナ鬱を乗り切れたことを祝い、トントゥ送ります!
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら