快特ういんでぃー

2021.08.01

1回目の訪問

近くにある場所ほど意外と行かない、とよく言われる。
それが超有名な温泉どころであっても。
割と近場に移り住んで以来、気付けば登別の温泉街には行ったことがなかった。ホームへの高速バスはいつも入口を通過するのだが。
毎度毎度の休日連勤を終えてストレスをたっぷり含ませたまま、いつも進むルートを外れて山間に向けて急ぎ車を走らせる。温泉街に近づくと、これ! 硫黄のにおいが漂う。
サウナ好きとしてまず行きたかった場所に着くと、無情にも「本日日帰り入浴休業」の立て看板が。何ですとぉー⁉
でもこのまま引き返すわけにはいかない。今の脳内データベースと、過去約30年で薄れた土地勘を頼りに、少しでも温泉&サウナ体験ができるところは… 意外と中心に近いところにあるじゃん!

当サイトのサ活で前から気にはなっていた。
脳内情報により風呂道具をちゃんと持参。ここは温泉銭湯。
普通のビルの一角だけなぜか和風の入口。それもコンパクト!
そして傍らではお地蔵ならぬ「湯かけ鬼蔵」さまが出迎える。
カウンターでチェックインし、無料休憩所の掲示と写真で登別温泉の歴史を改めて学ぶ。階を下りて浴場へ。脱衣所の温泉成分分析を見ると… なるほど、一風変わった外観の理由が理解できたような。

広めの洗い場で身体をきれいにして、いよいよ檜造りのサ室へ。
席にディスタンスが保たれ定員は6名。ストーンのすき間から赤いエレメントが見える対流式。これは絶対に水をかけちゃいけない。
それでも部屋の湿度を高く感じ、汗が良く出る。
何より良かったのが、テレビやBGMがなく照明が程よく暗めなこと。おおむね黙浴が守られていたことも落ち着いたサ活につながった。
隣にある水風呂は山からの湧水かけ流し。程よく冷たく、口に含んでもくせなく身体によく染み渡る。
地下にあるため外気浴はないが、あちこちに腰掛けて休むことはできる。また、ほぼ不感温度の35℃ジャグジー(こちらも湧水)に浸かって休むのも良いだろう。

もちろん、サウナ4セットだけでなく、硫黄臭漂う酸っぱい2種類の温泉、一号乙泉(硫黄泉)と目の湯(明礬泉)も楽しまねば。一号乙泉は泥状の湯の花がたっぷり底に沈み、すくうとまるで泥パックをしているよう。

大型ホテル内のサウナは、高価さと受付終了が早いことでどうしても構えてしまうが、静かめな環境、銭湯料金、比較的遅くまで入れるという庶民的やさしさがこちらにはあった。これは時間を見つけてまた絶対来たくなる!

快特ういんでぃーさんの温泉銭湯 夢元(ゆもと) さぎり湯のサ活写真
快特ういんでぃーさんの温泉銭湯 夢元(ゆもと) さぎり湯のサ活写真
快特ういんでぃーさんの温泉銭湯 夢元(ゆもと) さぎり湯のサ活写真

  • サウナ温度 94℃
  • 水風呂温度 14℃
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